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今期のハルコ先生は文化や伝統に特化して斬りまくっていたなぁと様々懐かしく思い出せるラストだった。
日本の誇りとして守ってもらいたいものは多いけれど、継承は無理強いできない。難しい問題だけれど、とりあえず「今現在」をテーマに切り込んでいく。
こういう人がいれば残せるものも多いのかもしれない。
このドラマの大地真央さんも松本まりかさんも最高に楽しそうで、見ていて気持ちいい。
ぜひまたseason3でお目にかかりたいな。と祈っています。お疲れさまでした。
元鞘エンドは春尾先生と奈々さんなのかな? 想がアッサリ放り出してしまった奈々さんの笑顔を失ってしまった悔恨を抱え、 この道に進んだ先生と、傷つけられた気持ちから先生を拒絶してしまった経験から 誰も憎みたくないと言って想から離れた奈々さんの再会…。
想も奈々さんや湊斗、家族らの励ましで漸く、ここまで立ち直った。…で紬は? 全てヒロイン様のお陰は問題ですが、その逆もいかがなものか。 終盤に差し掛かっているのに、自分の為の行動しか見られず、ヒロインの真価を 問われる局面も皆無。どこのお姫様だ?湊斗が甘やかし過ぎたのはでは…?
周囲の人は応援したいけどメインカップルがどうでもええという気持ちは 「澪つくし」を思い出すな。
暫く航空学校内だけでストーリーが進行しましたが、 大河内教官が学生達(といっても現在は柏木&岩倉のみ)の父親替り? 強面で近寄りがたい感じだけど不器用なだけで冷たい訳じゃない、お父さん。
柏木と舞ちゃんの家庭環境に起因した父親像のズレなのかな。 父の背中を追いかけ父に認められたい気持ちで我武者羅になる柏木に対し、 舞ちゃんは父とは別の夢を認められ見守られ背中を押されてきた。 柏木の言い分が半分当たり、半分見当外れがちょっと面白い。 完全的外れだとイタ過ぎるけど、 完全に当たりだとヒロインの心情を第三者が総て語ってしまう事になる。
次週はなにわバードマンがちょっと出てくる?
瀧本さんの佇まいが怖え~!山本さんの目を見開いたリアクションも凄え~!
「周囲のお陰で自分の幸せがある」「ちょっと気を抜いたら駄目になる」
凪沙も自分の身の丈が解ってきたな。お姉ちゃんも人様の優しさに触れて…、 ダークパワーの力押しでは駄目だと悟ったようです。 姉妹揃ってヤバイ方向に転がるのは父親の血筋なんだろうか。
「あの旦那だって知らない所でヤバイ事の一つや二つ…」
まあ、お姉ちゃんを流産させてもみ消した過去があるので聖人君子では無いが、 亭主の方が裏切られる側になるとは予想外だった。 ヒロインが自分だけ綺麗な所に突っ立っているよりはいいんですけど。
佐倉家の皆さんの印象がガラっと変わった回。今までは、お母さんは心配性・過干渉すぎて想を傷つけているように見えていた。
想が徐々に聞こえなくなって追い詰められていく日々を共に過ごしてきた家族。ドラマで見せた部分以上に壮絶な過去もあったはず。それを乗り越えて来て今があるのだと思ったら……笑えるようになったこの人たちを心から応援したくなる。
紬と別れた湊斗にも、あの奈々さんにも、春尾先生にも、それぞれ想や紬と関わっていない時間があって。その日常も愛しく描かれる。
みんなの幸せを祈りたいし、「ずっと」は永遠にずっとであってほしい……。
ちょっとね……どうなんだろうな……って、視聴者全員が思ってしまうであろう脚本は、何故?って思うけど……頑張れ!舞い上がれ!って、親目線で見守っておりぬ。
3話は現代パートが無く、ひたすら希和子節。正に他人の善意を搾取する女!
不倫相手と本妻をひたすら悪者にして潜り込んだ教団に居場所が無くなると 逃走資金を確保してドロン!人間、追いつめられると本性が出るねぇ。 自分の子供に母親と認識されない久美さんを見て、本妻に罪悪感を抱く 素振りも無く寄り添う。逃亡幇助の久美さん騙されているよ~! そいつはアンタが、この世でもっとも憎むべき女だ!!
劇場版は希和子が誘拐した子供を可愛がる場面だけ描いて 本妻が苦しんでいる場面を描かないのがアンフェアと感じ、ドラマは尺があるので バランスを取るかと思ったら、希和子に対するムカつき加減が増しただけか…。 自分の足で立っている悪女なら、そこに痺れる!憧れる~!!にもなるんですけど 希和子は自立心過少、依存心過多。不倫も好きな人が妻子持ちだったのではなく、 妻帯者が独身男より甲斐性があって頼りがいがありそうに感じたからっぽいし、 今は母親のアイデンティティを守りたくて薫=恵理菜に依存している。
パラサイトされる次のイイ人は誰だっけ?
ファーストペンギンの運命は仲間たちのために身を投げ出すこと。全体的には「おさかなボックス」の手法と志は全国に広がるという大成功爽やか物語なのに、一匹目のペンギンはそこに居ないというポッカリした寂しさ。
EDの緑黄色社会の 「ミチヲユケ」が明るい曲調なのになぜか切ない。
漁協は海を守る大切な仕事をしていたこと、きちんと浜の未来のために戦ってくれたこと、本当に良かった。
けれども、だったらあんなTBS日曜劇場の悪役みたいに(例え すいませんっ)大げさに描かなくても良かったんでないの?とか、おばちゃんの件とか……色々と思うところはあるけれど。そういうものがすっ飛ぶくらいまとまった最終回だったと思う。
波佐間の件については、もう少し突っ込んで描いて欲しかったかも。国の保証が衰退産業にきちんと届かないこと。補助が必要な町に家に子どもに、きちんと対応していないこと。
弱い者に対するそんな扱いが、国に憎しみを覚えて売国までする結末を迎えてしまう。そういうことも、触れたならば回収して欲しかった。
役者さんの演技は素晴らしく、奈緒さんの器用さと迫力を称えたいドラマになった。あとは永沢くん。鈴木伸之くんは、またも素敵なキャラだったなぁ。
楽しいドラマをありがとうございました。
大竹しのぶさんがこの役をどんな思いで演じていたのか、ご本人にしか解らないですが。。親友を乳ガンで亡くし父を悪性リンパ腫で看取った者としては、色々な思いが交錯して。。ただ、今を懸命に生きよと教えてくれるドラマだと感じています!!幼い命を預かる現場が、つまらない大人の事情に巻き込まれませんように!!
A2くんの自己犠牲激しすぎる展開だった。あとは鬼畜な人格ばかりで誰にも同情できず共感も持てず。山田くんの二重人格演技の良さと、門脇麦さすがだよ門脇麦……を再確認。
刺客的に痛い。
見逃し分を配信で観終りましたが…。 主人公のチート能力は医者スキルに直接は関わらないため、あまり嫌味は無いが、 それでも見せ場作りで毎回、患者を問題児にする傾向がエスカレートして 初期診断軽視も引っかかるなぁ。外科の時もアレでしたが 救急外来で意識消失の患者が搬送されてきたら低血糖or高血糖は最初に考えるし、 本人の意識が戻る前に麻薬系薬物で無くても持ち物チェックはするだろう。 当直医が悠太と武四郎のコンビなら最初の10分で話がついている…。
そもそも最初に高濃度のブドウ糖を注射しているのは低血糖と判断したからでは? 意識がある時にそれやったら血管痛が酷いんだぞ。 マジで脊髄反射の対応なんだろうか…。
退陣や退官、退職、このタイミングじゃなければ暴露できない人たちが居る。それはちょっと理解できなくもない。彼らにも生活があり、家族を守らなくてはならなかったのだから。岸本のママも。その裁判官も。
しかし50万で冤罪を作った情報を売る刑事はどうなの…どこが「正義」なの…と苦々しく思う。けれど、これがあったから一歩進む。
結局、世の中は動く時が来なければ動かない。手遅れになってからでは意味がないのに。たくさんの真実がそうやって権力や保身で隠蔽されているのだと思うとゾッとする。
ほんとうに……最後まで背筋が凍る話。
松本さんのことは、まだ間に合っている。間に合う内に解決してほしい。視聴者はたぶん、真犯人を知っている。
お母さん、東京旅行の一週間後には亡くなってしまったとは、あの時相当頑張っていたのだなぁと思う。息子への精一杯の思いやり。その一週間を描かなかったのはドラマの英断。だけれど、安らかに手が掛からず逝くわけではないのよ~~末期ガンの最期の一週間は壮絶なのだから。
「自宅で死ぬ」ことに関して緩和ケアせず安らかだったような誤解を与えたらしいことがTwitter実況を見ていて分かったので、そこは補足したくなった。
自宅介護には課題がたくさんあり、「延命治療しない=家族に世話を掛けない」ではないことは、もっと知られて欲しい。
このドラマの主題は「小児救命」だから、大人の描きかたはこれで良かったのだろう。このスタッフの誠実さで末期医療もいつか描いていただきたいな、と思える回だった。
恵さんがDNA鑑定を語ると説得力がありますな~。さすが昔取った杵柄。
同調圧力に飲み込まれ、組織の歯車に収まってしまっていた刑事を 睨みつける岸本だけど、ちょっとは良心残っているよね。 長い物に巻かれるのは当たり前な顔で上から目線の奴が一番、ムカつく。
どうでもいいが、せっかくの彼女が空気キャラになっているのが、ちょい悲しい。 料理は苦手なのか、彼女も忙しいのか。丁度、NHKの裏番で…。
患者や、その家族が医者だと面倒くさくて手っ取り早い。 知識があって厄介な質問をしてくる一方で自分の畑違い領域でも、 内容の感触を掴んじゃう。普段は自分が説明する側だから。
寅さんネタは山田監督繋がりだよね。発癌する母親役は慣れている大竹さん。 子供の病態は細やかに描写してきた割に母の臨終はアッサリでしたが そこは武四郎君に負担をかけたくない親心と解釈すべきだろうか。 末期癌の終末期医療を母子家庭の自宅でやるのは、さすがに無理があった…。
しかし悠太達も多少は手伝ったかもしれないが葬式の段取りから死後手続き、 二十代の一人息子の精神にボディブローのごとく効いていただろう所に テンプルに留めのフックが入ったように折れてしまった…。
だから精神科で患者との距離を適切に取れと言われて…いたのは深夜枠の研修医。 あちらは心臓移植が無理だった替りに妹に腎臓を残した訳だけど、 こちらはどうなるんだろう。
今期のハルコ先生は文化や伝統に特化して斬りまくっていたなぁと様々懐かしく思い出せるラストだった。
日本の誇りとして守ってもらいたいものは多いけれど、継承は無理強いできない。難しい問題だけれど、とりあえず「今現在」をテーマに切り込んでいく。
こういう人がいれば残せるものも多いのかもしれない。
このドラマの大地真央さんも松本まりかさんも最高に楽しそうで、見ていて気持ちいい。
ぜひまたseason3でお目にかかりたいな。と祈っています。お疲れさまでした。
元鞘エンドは春尾先生と奈々さんなのかな?
想がアッサリ放り出してしまった奈々さんの笑顔を失ってしまった悔恨を抱え、
この道に進んだ先生と、傷つけられた気持ちから先生を拒絶してしまった経験から
誰も憎みたくないと言って想から離れた奈々さんの再会…。
想も奈々さんや湊斗、家族らの励ましで漸く、ここまで立ち直った。…で紬は?
全てヒロイン様のお陰は問題ですが、その逆もいかがなものか。
終盤に差し掛かっているのに、自分の為の行動しか見られず、ヒロインの真価を
問われる局面も皆無。どこのお姫様だ?湊斗が甘やかし過ぎたのはでは…?
周囲の人は応援したいけどメインカップルがどうでもええという気持ちは
「澪つくし」を思い出すな。
暫く航空学校内だけでストーリーが進行しましたが、
大河内教官が学生達(といっても現在は柏木&岩倉のみ)の父親替り?
強面で近寄りがたい感じだけど不器用なだけで冷たい訳じゃない、お父さん。
柏木と舞ちゃんの家庭環境に起因した父親像のズレなのかな。
父の背中を追いかけ父に認められたい気持ちで我武者羅になる柏木に対し、
舞ちゃんは父とは別の夢を認められ見守られ背中を押されてきた。
柏木の言い分が半分当たり、半分見当外れがちょっと面白い。
完全的外れだとイタ過ぎるけど、
完全に当たりだとヒロインの心情を第三者が総て語ってしまう事になる。
次週はなにわバードマンがちょっと出てくる?
瀧本さんの佇まいが怖え~!山本さんの目を見開いたリアクションも凄え~!
「周囲のお陰で自分の幸せがある」「ちょっと気を抜いたら駄目になる」
凪沙も自分の身の丈が解ってきたな。お姉ちゃんも人様の優しさに触れて…、
ダークパワーの力押しでは駄目だと悟ったようです。
姉妹揃ってヤバイ方向に転がるのは父親の血筋なんだろうか。
「あの旦那だって知らない所でヤバイ事の一つや二つ…」
まあ、お姉ちゃんを流産させてもみ消した過去があるので聖人君子では無いが、
亭主の方が裏切られる側になるとは予想外だった。
ヒロインが自分だけ綺麗な所に突っ立っているよりはいいんですけど。
佐倉家の皆さんの印象がガラっと変わった回。今までは、お母さんは心配性・過干渉すぎて想を傷つけているように見えていた。
想が徐々に聞こえなくなって追い詰められていく日々を共に過ごしてきた家族。ドラマで見せた部分以上に壮絶な過去もあったはず。それを乗り越えて来て今があるのだと思ったら……笑えるようになったこの人たちを心から応援したくなる。
紬と別れた湊斗にも、あの奈々さんにも、春尾先生にも、それぞれ想や紬と関わっていない時間があって。その日常も愛しく描かれる。
みんなの幸せを祈りたいし、「ずっと」は永遠にずっとであってほしい……。
ちょっとね……どうなんだろうな……って、視聴者全員が思ってしまうであろう脚本は、何故?って思うけど……頑張れ!舞い上がれ!って、親目線で見守っておりぬ。
3話は現代パートが無く、ひたすら希和子節。正に他人の善意を搾取する女!
不倫相手と本妻をひたすら悪者にして潜り込んだ教団に居場所が無くなると
逃走資金を確保してドロン!人間、追いつめられると本性が出るねぇ。
自分の子供に母親と認識されない久美さんを見て、本妻に罪悪感を抱く
素振りも無く寄り添う。逃亡幇助の久美さん騙されているよ~!
そいつはアンタが、この世でもっとも憎むべき女だ!!
劇場版は希和子が誘拐した子供を可愛がる場面だけ描いて
本妻が苦しんでいる場面を描かないのがアンフェアと感じ、ドラマは尺があるので
バランスを取るかと思ったら、希和子に対するムカつき加減が増しただけか…。
自分の足で立っている悪女なら、そこに痺れる!憧れる~!!にもなるんですけど
希和子は自立心過少、依存心過多。不倫も好きな人が妻子持ちだったのではなく、
妻帯者が独身男より甲斐性があって頼りがいがありそうに感じたからっぽいし、
今は母親のアイデンティティを守りたくて薫=恵理菜に依存している。
パラサイトされる次のイイ人は誰だっけ?
ファーストペンギンの運命は仲間たちのために身を投げ出すこと。全体的には「おさかなボックス」の手法と志は全国に広がるという大成功爽やか物語なのに、一匹目のペンギンはそこに居ないというポッカリした寂しさ。
EDの緑黄色社会の 「ミチヲユケ」が明るい曲調なのになぜか切ない。
漁協は海を守る大切な仕事をしていたこと、きちんと浜の未来のために戦ってくれたこと、本当に良かった。
けれども、だったらあんなTBS日曜劇場の悪役みたいに(例え すいませんっ)大げさに描かなくても良かったんでないの?とか、おばちゃんの件とか……色々と思うところはあるけれど。そういうものがすっ飛ぶくらいまとまった最終回だったと思う。
波佐間の件については、もう少し突っ込んで描いて欲しかったかも。国の保証が衰退産業にきちんと届かないこと。補助が必要な町に家に子どもに、きちんと対応していないこと。
弱い者に対するそんな扱いが、国に憎しみを覚えて売国までする結末を迎えてしまう。そういうことも、触れたならば回収して欲しかった。
役者さんの演技は素晴らしく、奈緒さんの器用さと迫力を称えたいドラマになった。あとは永沢くん。鈴木伸之くんは、またも素敵なキャラだったなぁ。
楽しいドラマをありがとうございました。
大竹しのぶさんがこの役をどんな思いで演じていたのか、ご本人にしか解らないですが。。親友を乳ガンで亡くし父を悪性リンパ腫で看取った者としては、色々な思いが交錯して。。ただ、今を懸命に生きよと教えてくれるドラマだと感じています!!幼い命を預かる現場が、つまらない大人の事情に巻き込まれませんように!!
A2くんの自己犠牲激しすぎる展開だった。あとは鬼畜な人格ばかりで誰にも同情できず共感も持てず。山田くんの二重人格演技の良さと、門脇麦さすがだよ門脇麦……を再確認。
刺客的に痛い。
見逃し分を配信で観終りましたが…。
主人公のチート能力は医者スキルに直接は関わらないため、あまり嫌味は無いが、
それでも見せ場作りで毎回、患者を問題児にする傾向がエスカレートして
初期診断軽視も引っかかるなぁ。外科の時もアレでしたが
救急外来で意識消失の患者が搬送されてきたら低血糖or高血糖は最初に考えるし、
本人の意識が戻る前に麻薬系薬物で無くても持ち物チェックはするだろう。
当直医が悠太と武四郎のコンビなら最初の10分で話がついている…。
そもそも最初に高濃度のブドウ糖を注射しているのは低血糖と判断したからでは?
意識がある時にそれやったら血管痛が酷いんだぞ。
マジで脊髄反射の対応なんだろうか…。
退陣や退官、退職、このタイミングじゃなければ暴露できない人たちが居る。それはちょっと理解できなくもない。彼らにも生活があり、家族を守らなくてはならなかったのだから。岸本のママも。その裁判官も。
しかし50万で冤罪を作った情報を売る刑事はどうなの…どこが「正義」なの…と苦々しく思う。けれど、これがあったから一歩進む。
結局、世の中は動く時が来なければ動かない。手遅れになってからでは意味がないのに。たくさんの真実がそうやって権力や保身で隠蔽されているのだと思うとゾッとする。
ほんとうに……最後まで背筋が凍る話。
松本さんのことは、まだ間に合っている。間に合う内に解決してほしい。視聴者はたぶん、真犯人を知っている。
お母さん、東京旅行の一週間後には亡くなってしまったとは、あの時相当頑張っていたのだなぁと思う。息子への精一杯の思いやり。その一週間を描かなかったのはドラマの英断。だけれど、安らかに手が掛からず逝くわけではないのよ~~末期ガンの最期の一週間は壮絶なのだから。
「自宅で死ぬ」ことに関して緩和ケアせず安らかだったような誤解を与えたらしいことがTwitter実況を見ていて分かったので、そこは補足したくなった。
自宅介護には課題がたくさんあり、「延命治療しない=家族に世話を掛けない」ではないことは、もっと知られて欲しい。
このドラマの主題は「小児救命」だから、大人の描きかたはこれで良かったのだろう。このスタッフの誠実さで末期医療もいつか描いていただきたいな、と思える回だった。
恵さんがDNA鑑定を語ると説得力がありますな~。さすが昔取った杵柄。
同調圧力に飲み込まれ、組織の歯車に収まってしまっていた刑事を
睨みつける岸本だけど、ちょっとは良心残っているよね。
長い物に巻かれるのは当たり前な顔で上から目線の奴が一番、ムカつく。
どうでもいいが、せっかくの彼女が空気キャラになっているのが、ちょい悲しい。
料理は苦手なのか、彼女も忙しいのか。丁度、NHKの裏番で…。
患者や、その家族が医者だと面倒くさくて手っ取り早い。
知識があって厄介な質問をしてくる一方で自分の畑違い領域でも、
内容の感触を掴んじゃう。普段は自分が説明する側だから。
寅さんネタは山田監督繋がりだよね。発癌する母親役は慣れている大竹さん。
子供の病態は細やかに描写してきた割に母の臨終はアッサリでしたが
そこは武四郎君に負担をかけたくない親心と解釈すべきだろうか。
末期癌の終末期医療を母子家庭の自宅でやるのは、さすがに無理があった…。
しかし悠太達も多少は手伝ったかもしれないが葬式の段取りから死後手続き、
二十代の一人息子の精神にボディブローのごとく効いていただろう所に
テンプルに留めのフックが入ったように折れてしまった…。
だから精神科で患者との距離を適切に取れと言われて…いたのは深夜枠の研修医。
あちらは心臓移植が無理だった替りに妹に腎臓を残した訳だけど、
こちらはどうなるんだろう。