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とりあえず「ひまわり」よりは面白い。あちらは祖母二人が仲良しでしたが、 こちらは爺二人が険悪。「私の青空」まで繋がる系譜かな? 二人とも孫娘は可愛く、ひらりはその影響も受けてきたのは窺えます。 江戸っ子基質に多感な学生時代は崩壊前のバブル期でノリと気風が良く、 それでいて古き良き価値観へのリスペクトも窺える。 祖父に長年に渡り連れてこられた相撲部屋に入り浸って人気者なのも納得。
ただ、男受けする要素しか持っていない子という見方もあるかな。 糸子は男勝りの気性故に男相手に軋轢が生じ、そこから話が動いていきましたが、 ひらりは友人、母、姉とノリで行動する能天気さへのツッコミ役は全員女。
真逆な性格の姉みのり。でも見ている人はちゃんと見ているし姉妹間もそれなり。 やがて男を巡って姉妹バトルが展開するんですね~。 書籍で結果は知っているけど女性脚本家のお手並み拝見。 まずは無医村ならぬ無医部屋問題。力士の体って一般人と色々、違って医者から 見てもやっかいそうだしドクターヘリにも乗れないし。そこは都心で良かった。
ドラマ版は久美さんのサイドストーリーがイイ感じ。 劇場版は島から逃げだそうとした所で薫=恵理菜が「皆と離れたく無い!」と 拒絶した事でお縄になったがドラマ版の希和子は逃亡生活の終焉を覚悟。 周囲の人達にも感謝の念を抱き成長した? でも久美さん達に嘘をついている事や本妻への罪悪感は相変わらず無いようだし。
そして、いざとなったら、やっぱりドロン!逮捕となった所で、 「お願いします。もう少しだけ、もう少しだけ!」 希和子はどこまで行っても希和子なのでした。
希和子自身の子供時分の親との関わり等は全く描かれないものの、その言動や 久美さん&昌江さんの関係と対比させて見ると大体、想像出来てしまう。 お決まり台詞を並べていたらナァナァで我儘を許容され、 真剣に叱ってもらった事なんかなさそう。最終回でやっとこ、本妻の苦悩が 描かれるようですけど、希和子のやった事は誘拐と洗脳(+強盗)です。
運良く、走り出しの今日迄、視聴。うわあ〜!年頃の女心、あるある〜ってセリフのオンパレード!相撲も大好きだし、展開が、超楽しみっ!とにかく、リアルな言動が、良くも悪くも、興味をひきまくるなあ…ただ…色々、泥沼がありそうな予感………ま、ドラマって、そうじゃないとねっ!!!
当時の若貴ブームにあやかった?の相撲朝ドラ。監修は入っているし、 脚本家も大の相撲好きですが、自分は特に好きでも嫌いでも無く 同じ脚本なら後の「私の青空」の方がヒット作という印象ですが…。
姉みのりのキャラや姉妹関係を受け容れられるかが評価を左右しているようです。 個人的に朝ドラ姉妹の1位は「カーネーション」の優子と直子、 2位は「純情きらり」は鬼の笛子姉ちゃんと桜子、 3位は「澪つくし」の朝ドラ初代スカーレットな律子とかをる、といった所。 仲の良し悪し等は枝葉で互いの個性が際立つような関係がイイ。 「あさが来た」は男とガチで相撲して勝てそうな川崎さんが主演なら面白いけど それだと宮崎あおいと姉妹に見えなくなっちゃうのかな…。
主人公の正義感だけで、患者を全部受け入れてしまうような、そんなドラマじゃなくて良かった。未曽有の危機には一人で頑張るのではなく、連携で乗り越える、そういう結末で良かった。現実的に向き合わなくてはならないリアリティがそこにあるから。
最終回まで、子どもが生きる世界は決して甘くはなく、しかし医師たちはきちんと現実に向き合い、未来の命へ繋がる話し合いを続ける。
命は簡単ではない。それを理解して、日々闘っている人たちがいる。院内パワハラやマウントや、そんなものと闘うよりも真摯に病と闘うドラマを見たい、そういう当然の欲求が満たされる作品だった。
Season2をお待ちしております。
あのボンボンの岸本が「正義だけがお友達」になり、セクハラPの村井が正義のために壊れる。浅川は「飲み込めない」に戻ってしまって前へ進めない。
「善玉菌」とはマジョリティかマイノリティかによって善にも悪にもなるんですって。善と悪は曖昧な立ち位置で、バランスが必要。……そんな飲み込めない話があるだろうか。悪は悪でしょ。
完全な悪であり、多くの人間を巻き込んで踏みつぶしていながら、日本の最高の位置に属する大門家とは一体どんな家なのだろう。
あと一話で、これを潰すことが出来るのか。浅川は「飲み込めない」から進むことが出来るのか。
なんにせよ、浅川さんは人気キャスターのままではいられないだろうな……。「正義」に勝ってほしい。心から。
最後までチーム医療。悠太が救急の最前線に立ち、武四郎が後方支援。 どっちが主人公やねん(笑。 圭吾の彼女が重傷を負う展開があるかと思ったら 綿貫先生のトラウマ克服話か。母親モードでトラウマ自体を忘れる。
でもって渡辺先生もイケズやね~。要は知事にスカウトされてきた植野先生と 立てついてくる綿貫先生が気に入らなかっただけなんだよね。二人に貸しを 作って、知事に「地元の医師もいるぞ!」とアピールした方が賢いわ。 医療と行政が密接に関わっている所もちゃんと踏まえます。
初回には助けられなかった命が今日は救える。でも全員が救えた訳じゃない。 忘れない内に反省会。命を救う戦いは明日も続いていく。 圭吾と語り合う武四郎。二十年後には今の武四郎と植野先生だったりして。 それって、つまり医療に生涯を捧げた結婚できない男?
なんといっても、大好きな、役者さんばかり出ているので、セリフまわしや、間合い、声のトーンなどなど、興味シンシンで見ています。私は、キャスティングも正解だと思っています。こういう撮り方は、大好き
最終回の余韻に浸っていたら、政子も翌年他界されたって知った。あんなに元気な政子が何故?三谷幸喜さんの脚本で、是非、ドラマ化して欲しい。それと、くうさんが、最終回の感想を、ここにアップして下さっていて…感涙…。何処かで、ちゃんと、毎週書いておられたんでしょうが、私の持つ機器では追えてなかった…ぐすんっ!でも、最終回後の熱い、くうさんの思いを拝読出来て、しあわせでした。
凄い最終回だった。今日で終わりかーと、しんみりしながら8時になったら、あっと驚くオープニング!そして最後の政子のすすり泣き。。悲しいだけの回になるのかと思ったけどそこはさすが三谷作品。りくさんとか義村とか、所々でクスッとさせる。政子のイメージが一変した『鎌倉殿』でしたが、この難しい役を演じきった小池栄子さんはやっぱり素晴らしい俳優さんやな。
くうさんも一年間お疲れさまでした。また来年のレビューも楽しみにしています♪
これが終わるまでは死ねない!……と制作発表の時から待ち続けていた大河がもう終わってしまった……毎週、これを待っている1年は早すぎた。
大好きな鎌倉時代題材で、大好きな脚本家で、大好きな人たちばかりが出演していて、お祭りのような大河。
現実、毎週笑ったり泣いたりお祭りのように見て来たけれど、混乱、権力闘争、迷信、呪詛、暗殺……何でもござれの時代。北条は、自らの血筋を粛清することで自らを亡ぼしてきた。
いつもの三谷大河と同じく。そんな一族でも、どんな悲劇の時代にも、そこには「家族」の歴史があって楽しく笑い合って生きていた時もあったのだと。桃源郷のようにその時期を思い出すことが出来る作り。
ラストはブラックアウトの悲劇だけれど、姉は弟を愛しみ、北条の手で鎌倉をまとめる同志として生きてきた。北条政子の死は1年後。その地獄を墓まで持って行ったのは、弟ではなく姉が引き受けたということ。
平家の一族は偉大な父の名のもと波の下の都で再会し、世を恨みつつも仲良くやっていそうだけれど、北条家の義時は地獄に落ちてもかつての仲間たちや一族に呪われ続けそう。
血筋の者たちを守れなかった政子も同じく。死してまで一蓮托生の姉弟を包み込む闇のラストは大河史上初かも。
あと何回かこのラストを味わい、無音の世界がこの先を示す意味を考え続けたい。
最終回は緩和ケア。「PICU」でも武四郎君の説得でお母さんが ここに入院して仕事中に臨終の連絡が入るという展開の方が自然だったよな。 しかし初回の研修医と指導医が親子から「えっ?」だったけど 最終回は患者と主治医で親子に「ええっ?」。それは普通、無い。
https://i.imgur.com/l6YoLkM.jpg
後から判明したとはいえ高嶋先生が、そこは変更の判断するでしょ。 そのくせ息子で主治医なのに泊まり込みとかしないのね。「PICU」なら 「志子ちゃん先生、今晩は帰って休みなさい」という描写が入るんだがな…。 むしろ諏訪野先生、現役離れて四半世紀とはいえ親に対して釈迦に説法展開?
研修医の中で仲良しは三人で親世代も同様の設定が並行して描写されたり、 みどりが目をかけていた透析の女の子の問題が解決したら、 肝硬変のお母さんが担ぎ込まれたり、ドラマの縦軸は結構面白いのですが 横軸ドラマは無理に感動させようとして空回っている感が強いな。 「仮面病棟」と同じ原作者で本職の方ですが、それで必ずしも面白い 医療ドラマになるとは限らないようです。つーか、普通にリアルに徹しろ。
諏訪野先生が最後、循環器内科を選んだのは納得。 患者が成海璃子だったから指導医が一番、普通の人だったから…。
いよいよ最終回前日で、土曜スタジオパークには、トキューサの中の人が色々、裏話をしてくださり、更に、別番組で、三谷幸喜さん登場。非常に詳しく、脚本を書いていく苦悩や、アイディアが閃いた時に、その人物が、その場に居合わせる設定にするには、どんな事が考えられるか…等々、試行錯誤の過程を吐露してくださり、ああ…録画して何度も見返したかった…って、くやしく思わせられる程の、楽しい時間でした。最終回、じっくり堪能させていただきます。
来週は、もう最終回か…。原作を端折って纏めに入っている感もあり。 しかし山本さんの迫真の演技で本当の姉妹に見える。 新米アシスタントも姉の差し金っぽいが、遂に姉妹が再会。 「貴女には私と同じ血が流れているのよ…」と言わんばかりのお姉さんが素敵。
陽佑は完全に因果応報だと思うけど、元カノの面影が愛妻の中に宿った途端に 逃げだしたりしない当たりは頑張っているかな? 逆に桧山は生死不明だった女に唆されて何やってんだぁ~と思うが、 奥さんが第二子懐妊中で後腐れの無い火遊びをしたくなったんだろうなぁ。 この辺りの男の馬鹿さ加減の描写も上手いね。
桧山の妻子には何の罪もないのでダメージ最小限で済みますようね。 後は皆、不幸で構わん。
8年間の空白がどんどん埋まっていく奈々さんと春尾先生。 最終回にゴールインがあるかな~?片やメインカプは想はともかく紬がね…。
ヒロインの真価を問われる場面、前回の過去パートにありました。想の聴覚障害が 進行している頃、帰郷を勧められながら言葉を濁し応じなかった。地元で再会し 失恋が決定的となる事、架空の彼女の存在に怯んだ。奈々さんに語った言葉が 真実なら『会ったら祝福してあげよう。私自身の気持ちに踏ん切りをつけよう』 になるはず。これだから旗色が良い時だけ、もっともらしい事を言う奴は…。
紬が失恋を受け止めて前に進んできたなら、今の自分に見合う相手は湊斗という 自覚があり、元カレとの再会に揺れる心情があっても今カレとの関係に気を使う。 「澪つくし」のかをるがはそうだったし、紬のやっている事は批判やリスクを 巧妙にさけて立ち回りヨリを戻そうとした惣吉に近い。 脚本家は新鋭の方だし一昨年の再放送を観ていた?
思うに人生には絶対に逃げていはいけない局面がある事を理屈よりも肌で 理解している人と、そうでない人がいて後に行く程に両者に差が出てくる。 「澪つくし」で書いた糸子と惣吉の決定的な差は正にそれだった。 想と紬が運命的カプとして聴覚障害が神様の与えた試練だったなら帰郷すれば やはり再会しただろう。音を失っていく想の姿を目の当たりにし、苦しみを 共有した経験を咀嚼できていれば失われた過去を埋める奈々さんのような安らぎを 与えられる女性にまで今、現在に成長していたかもしれないのに。 『ダンナを長年世話してくれてありがとう。後は任せてね』じゃないよ。 想は姉と同じ危惧も抱くからこそ遠ざけようとしているのに、 紬はそこに思い至る事も出来ない。 聴覚障害を真摯に扱う制作側の姿勢が見える程、テーマと乖離したヒロイン像が 浮き彫りになっていくしラス1でこれはハッピーエンドの方が無理がある。
とりあえず「ひまわり」よりは面白い。あちらは祖母二人が仲良しでしたが、
こちらは爺二人が険悪。「私の青空」まで繋がる系譜かな?
二人とも孫娘は可愛く、ひらりはその影響も受けてきたのは窺えます。
江戸っ子基質に多感な学生時代は崩壊前のバブル期でノリと気風が良く、
それでいて古き良き価値観へのリスペクトも窺える。
祖父に長年に渡り連れてこられた相撲部屋に入り浸って人気者なのも納得。
ただ、男受けする要素しか持っていない子という見方もあるかな。
糸子は男勝りの気性故に男相手に軋轢が生じ、そこから話が動いていきましたが、
ひらりは友人、母、姉とノリで行動する能天気さへのツッコミ役は全員女。
真逆な性格の姉みのり。でも見ている人はちゃんと見ているし姉妹間もそれなり。
やがて男を巡って姉妹バトルが展開するんですね~。
書籍で結果は知っているけど女性脚本家のお手並み拝見。
まずは無医村ならぬ無医部屋問題。力士の体って一般人と色々、違って医者から
見てもやっかいそうだしドクターヘリにも乗れないし。そこは都心で良かった。
ドラマ版は久美さんのサイドストーリーがイイ感じ。
劇場版は島から逃げだそうとした所で薫=恵理菜が「皆と離れたく無い!」と
拒絶した事でお縄になったがドラマ版の希和子は逃亡生活の終焉を覚悟。
周囲の人達にも感謝の念を抱き成長した?
でも久美さん達に嘘をついている事や本妻への罪悪感は相変わらず無いようだし。
そして、いざとなったら、やっぱりドロン!逮捕となった所で、
「お願いします。もう少しだけ、もう少しだけ!」
希和子はどこまで行っても希和子なのでした。
希和子自身の子供時分の親との関わり等は全く描かれないものの、その言動や
久美さん&昌江さんの関係と対比させて見ると大体、想像出来てしまう。
お決まり台詞を並べていたらナァナァで我儘を許容され、
真剣に叱ってもらった事なんかなさそう。最終回でやっとこ、本妻の苦悩が
描かれるようですけど、希和子のやった事は誘拐と洗脳(+強盗)です。
運良く、走り出しの今日迄、視聴。うわあ〜!年頃の女心、あるある〜ってセリフのオンパレード!相撲も大好きだし、展開が、超楽しみっ!とにかく、リアルな言動が、良くも悪くも、興味をひきまくるなあ…ただ…色々、泥沼がありそうな予感………ま、ドラマって、そうじゃないとねっ!!!
当時の若貴ブームにあやかった?の相撲朝ドラ。監修は入っているし、
脚本家も大の相撲好きですが、自分は特に好きでも嫌いでも無く
同じ脚本なら後の「私の青空」の方がヒット作という印象ですが…。
姉みのりのキャラや姉妹関係を受け容れられるかが評価を左右しているようです。
個人的に朝ドラ姉妹の1位は「カーネーション」の優子と直子、
2位は「純情きらり」は鬼の笛子姉ちゃんと桜子、
3位は「澪つくし」の朝ドラ初代スカーレットな律子とかをる、といった所。
仲の良し悪し等は枝葉で互いの個性が際立つような関係がイイ。
「あさが来た」は男とガチで相撲して勝てそうな川崎さんが主演なら面白いけど
それだと宮崎あおいと姉妹に見えなくなっちゃうのかな…。
主人公の正義感だけで、患者を全部受け入れてしまうような、そんなドラマじゃなくて良かった。未曽有の危機には一人で頑張るのではなく、連携で乗り越える、そういう結末で良かった。現実的に向き合わなくてはならないリアリティがそこにあるから。
最終回まで、子どもが生きる世界は決して甘くはなく、しかし医師たちはきちんと現実に向き合い、未来の命へ繋がる話し合いを続ける。
命は簡単ではない。それを理解して、日々闘っている人たちがいる。院内パワハラやマウントや、そんなものと闘うよりも真摯に病と闘うドラマを見たい、そういう当然の欲求が満たされる作品だった。
Season2をお待ちしております。
あのボンボンの岸本が「正義だけがお友達」になり、セクハラPの村井が正義のために壊れる。浅川は「飲み込めない」に戻ってしまって前へ進めない。
「善玉菌」とはマジョリティかマイノリティかによって善にも悪にもなるんですって。善と悪は曖昧な立ち位置で、バランスが必要。……そんな飲み込めない話があるだろうか。悪は悪でしょ。
完全な悪であり、多くの人間を巻き込んで踏みつぶしていながら、日本の最高の位置に属する大門家とは一体どんな家なのだろう。
あと一話で、これを潰すことが出来るのか。浅川は「飲み込めない」から進むことが出来るのか。
なんにせよ、浅川さんは人気キャスターのままではいられないだろうな……。「正義」に勝ってほしい。心から。
最後までチーム医療。悠太が救急の最前線に立ち、武四郎が後方支援。
どっちが主人公やねん(笑。 圭吾の彼女が重傷を負う展開があるかと思ったら
綿貫先生のトラウマ克服話か。母親モードでトラウマ自体を忘れる。
でもって渡辺先生もイケズやね~。要は知事にスカウトされてきた植野先生と
立てついてくる綿貫先生が気に入らなかっただけなんだよね。二人に貸しを
作って、知事に「地元の医師もいるぞ!」とアピールした方が賢いわ。
医療と行政が密接に関わっている所もちゃんと踏まえます。
初回には助けられなかった命が今日は救える。でも全員が救えた訳じゃない。
忘れない内に反省会。命を救う戦いは明日も続いていく。
圭吾と語り合う武四郎。二十年後には今の武四郎と植野先生だったりして。
それって、つまり医療に生涯を捧げた結婚できない男?なんといっても、大好きな、役者さんばかり出ているので、セリフまわしや、間合い、声のトーンなどなど、興味シンシンで見ています。私は、キャスティングも正解だと思っています。こういう撮り方は、大好き
最終回の余韻に浸っていたら、政子も翌年他界されたって知った。あんなに元気な政子が何故?三谷幸喜さんの脚本で、是非、ドラマ化して欲しい。それと、くうさんが、最終回の感想を、ここにアップして下さっていて…感涙…。何処かで、ちゃんと、毎週書いておられたんでしょうが、私の持つ機器では追えてなかった…ぐすんっ!でも、最終回後の熱い、くうさんの思いを拝読出来て、しあわせでした。
凄い最終回だった。今日で終わりかーと、しんみりしながら8時になったら、あっと驚くオープニング!そして最後の政子のすすり泣き。。悲しいだけの回になるのかと思ったけどそこはさすが三谷作品。りくさんとか義村とか、所々でクスッとさせる。政子のイメージが一変した『鎌倉殿』でしたが、この難しい役を演じきった小池栄子さんはやっぱり素晴らしい俳優さんやな。
くうさんも一年間お疲れさまでした。また来年のレビューも楽しみにしています♪
これが終わるまでは死ねない!……と制作発表の時から待ち続けていた大河がもう終わってしまった……毎週、これを待っている1年は早すぎた。
大好きな鎌倉時代題材で、大好きな脚本家で、大好きな人たちばかりが出演していて、お祭りのような大河。
現実、毎週笑ったり泣いたりお祭りのように見て来たけれど、混乱、権力闘争、迷信、呪詛、暗殺……何でもござれの時代。北条は、自らの血筋を粛清することで自らを亡ぼしてきた。
いつもの三谷大河と同じく。そんな一族でも、どんな悲劇の時代にも、そこには「家族」の歴史があって楽しく笑い合って生きていた時もあったのだと。桃源郷のようにその時期を思い出すことが出来る作り。
ラストはブラックアウトの悲劇だけれど、姉は弟を愛しみ、北条の手で鎌倉をまとめる同志として生きてきた。北条政子の死は1年後。その地獄を墓まで持って行ったのは、弟ではなく姉が引き受けたということ。
平家の一族は偉大な父の名のもと波の下の都で再会し、世を恨みつつも仲良くやっていそうだけれど、北条家の義時は地獄に落ちてもかつての仲間たちや一族に呪われ続けそう。
血筋の者たちを守れなかった政子も同じく。死してまで一蓮托生の姉弟を包み込む闇のラストは大河史上初かも。
あと何回かこのラストを味わい、無音の世界がこの先を示す意味を考え続けたい。
最終回は緩和ケア。「PICU」でも武四郎君の説得でお母さんが
ここに入院して仕事中に臨終の連絡が入るという展開の方が自然だったよな。
しかし初回の研修医と指導医が親子から「えっ?」だったけど
最終回は患者と主治医で親子に「ええっ?」。それは普通、無い。
https://i.imgur.com/l6YoLkM.jpg
後から判明したとはいえ高嶋先生が、そこは変更の判断するでしょ。
そのくせ息子で主治医なのに泊まり込みとかしないのね。「PICU」なら
「志子ちゃん先生、今晩は帰って休みなさい」という描写が入るんだがな…。
むしろ諏訪野先生、現役離れて四半世紀とはいえ親に対して釈迦に説法展開?
研修医の中で仲良しは三人で親世代も同様の設定が並行して描写されたり、
みどりが目をかけていた透析の女の子の問題が解決したら、
肝硬変のお母さんが担ぎ込まれたり、ドラマの縦軸は結構面白いのですが
横軸ドラマは無理に感動させようとして空回っている感が強いな。
「仮面病棟」と同じ原作者で本職の方ですが、それで必ずしも面白い
医療ドラマになるとは限らないようです。つーか、普通にリアルに徹しろ。
諏訪野先生が最後、循環器内科を選んだのは納得。
患者が成海璃子だったから指導医が一番、普通の人だったから…。いよいよ最終回前日で、土曜スタジオパークには、トキューサの中の人が色々、裏話をしてくださり、更に、別番組で、三谷幸喜さん登場。非常に詳しく、脚本を書いていく苦悩や、アイディアが閃いた時に、その人物が、その場に居合わせる設定にするには、どんな事が考えられるか…等々、試行錯誤の過程を吐露してくださり、ああ…録画して何度も見返したかった…って、くやしく思わせられる程の、楽しい時間でした。最終回、じっくり堪能させていただきます。
来週は、もう最終回か…。原作を端折って纏めに入っている感もあり。
しかし山本さんの迫真の演技で本当の姉妹に見える。
新米アシスタントも姉の差し金っぽいが、遂に姉妹が再会。
「貴女には私と同じ血が流れているのよ…」と言わんばかりのお姉さんが素敵。
陽佑は完全に因果応報だと思うけど、元カノの面影が愛妻の中に宿った途端に
逃げだしたりしない当たりは頑張っているかな?
逆に桧山は生死不明だった女に唆されて何やってんだぁ~と思うが、
奥さんが第二子懐妊中で後腐れの無い火遊びをしたくなったんだろうなぁ。
この辺りの男の馬鹿さ加減の描写も上手いね。
桧山の妻子には何の罪もないのでダメージ最小限で済みますようね。
後は皆、不幸で構わん。
8年間の空白がどんどん埋まっていく奈々さんと春尾先生。
最終回にゴールインがあるかな~?片やメインカプは想はともかく紬がね…。
ヒロインの真価を問われる場面、前回の過去パートにありました。想の聴覚障害が
進行している頃、帰郷を勧められながら言葉を濁し応じなかった。地元で再会し
失恋が決定的となる事、架空の彼女の存在に怯んだ。奈々さんに語った言葉が
真実なら『会ったら祝福してあげよう。私自身の気持ちに踏ん切りをつけよう』
になるはず。これだから旗色が良い時だけ、もっともらしい事を言う奴は…。
紬が失恋を受け止めて前に進んできたなら、今の自分に見合う相手は湊斗という
自覚があり、元カレとの再会に揺れる心情があっても今カレとの関係に気を使う。
「澪つくし」のかをるがはそうだったし、紬のやっている事は批判やリスクを
巧妙にさけて立ち回りヨリを戻そうとした惣吉に近い。
脚本家は新鋭の方だし一昨年の再放送を観ていた?
思うに人生には絶対に逃げていはいけない局面がある事を理屈よりも肌で
理解している人と、そうでない人がいて後に行く程に両者に差が出てくる。
「澪つくし」で書いた糸子と惣吉の決定的な差は正にそれだった。
想と紬が運命的カプとして聴覚障害が神様の与えた試練だったなら帰郷すれば
やはり再会しただろう。音を失っていく想の姿を目の当たりにし、苦しみを
共有した経験を咀嚼できていれば失われた過去を埋める奈々さんのような安らぎを
与えられる女性にまで今、現在に成長していたかもしれないのに。
『ダンナを長年世話してくれてありがとう。後は任せてね』じゃないよ。
想は姉と同じ危惧も抱くからこそ遠ざけようとしているのに、
紬はそこに思い至る事も出来ない。
聴覚障害を真摯に扱う制作側の姿勢が見える程、テーマと乖離したヒロイン像が
浮き彫りになっていくしラス1でこれはハッピーエンドの方が無理がある。