『NHK大河ドラマ 太平記』

評価 (4 / 4)
NHK大河ドラマ
『NHK大河ドラマ 太平記』
◆放送期間 : 1991年1月06日~12月08日
(全49回)
◆制作 : NHK
◆平均視聴率 : 26.0%
◆制作統括 : 高橋康夫
◆演出 : 佐藤幹夫 他
◆脚本 : 池端俊策、仲倉重郎
◆原作 : 吉川英治『私本太平記』
◆音楽 : 三枝成彰
◆主演 : 真田広之
◆出演 : 赤井英和,榎木孝明,
柄本明,緒形拳,片岡孝夫,
片岡孝太郎,片岡鶴太郎,勝野洋,
児玉清,後藤久美子,小松方正,
近藤正臣,沢口靖子,塩見三省,
陣内孝則,大地康雄,高嶋政伸,
高橋悦史,武田鉄矢,筒井道隆,
堤大二郎,根津甚八,萩原健一,
原田美枝子,樋口可南子,藤真利子,
藤村志保,フランキー堺,宮沢りえ,
本木雅弘,森次晃嗣,柳葉敏郎,
山内明、他
◆語り : 山根基世


1991年度・NHK大河ドラマ『太平記』のレビューをお待ちしています。

評価 (4 / 4)

4
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巨炎

新婚直後に新妻の前で「コイツは俺の妹に手をつけた!」とバラされる尊氏。
「遊びだったんだよ~」としどろもどろに言い訳して
登子は「私は今の貴方を好いています」と物分りよく引き下がる。
時代を考えれば仕方ないが、簡単に納得出るかぁ?後で蒸し返される方に三千点!

東北平定はままならず内部ではクーデター騒ぎとガタガタの鎌倉幕府。
一方、貞氏が病に倒れて一族の重責がのしかかってきた所で
京都では既に庶子が生まれいずれ自分に牙を向くと尊氏君の周りもガタガタ。

傍で観ている分には楽しーなー♪

巨炎

「私を京都に連れて行って!」
こんなん、ばっかりや…。
沢口靖子と宮沢りえの二者択一というのが今、考えれば凄いかも。

お腹の子供をネタに駆け落ちを迫る女と家柄を背景に縁談を進める女。
右往左往する自業自得の男。古今東西、こういう図式は変わらないよね…。

しかし太夫の妹の傍には足利家を恨む男がいて、
婚約者の背後には足利家を幕府の味方につけたい男がいる。
尊氏の行為は貞氏の耳に既に入っているが妻には話さず表立って責めないのは
似たような経験があるのか息子の器量を見てみたい気もあるだろうし
幕府と距離を置くべきか縮めるべきか思案している感じでもある。

尊氏が馬を走らせながら続く。駆け落ちは…、無いわなぁ。

巨炎

京都出張で倒幕の機運を感じる主人公。
オリキャラの芸人一座に、太夫の妹は尊氏君に片想いとか既視感バリバリ(笑。

鎌倉に戻ってきたら足利家取り潰しの口実として捉えられる中で
様々な立ち位置の曲者達が登場してきます。
「太平記」のゴッシー、執権の鶴ちゃん。
執権を操っているのか、その逆なのかフランキー堺。陰で息子をゲシゲシと(笑。
敵か味方か?面白ければ何だっていいのか陣内孝則。
幕府立て直しのためにも足利家は味方につけておくべきと考える勝野洋。
逆に倒幕の同志として立って欲しいと考えるショーケン。

でも、さすがに楠木正成が金八先生というのは、どうなんだろう?
最も一番、問題なのは純朴な好青年と思わせながら
将来の責任を持つ気もない女に孕ませてしまった主人公なんだが…。
縁談も進んでいるのにねぇ。確か、これが後々に己の首を絞めたんだ。

巨炎

90年代大河ベストに上げる人も多い作品。原作者がメジャーとはいえ
題材がマイナーなだけに好評価は脚本&キャスト地力の裏返し。

足利尊氏役の真田広之はアクションシーンのキレは間違いなく歴代主演最強。
そして演技力では主役顔負けの父親役・緒形拳!(母役が藤村志保なので太閤記カプ)
奢る平家の血筋たる北条家に牛耳られている鎌倉幕府。
耐えねばならぬ足利家の葛藤はどこまで続く?