ユーザードラマレビュー一覧(193ページ目)

アバター くう 2020/10/15

『ルパンの娘』2 第1話

いや~~相変わらず上手いなぁ。前半はとにかく笑わせる。パロディ、ミュージカル、泥棒一家に翻弄されるカズくんの父母、泥棒一家のマスオさん状態なカズくん。

でも、ただのコメディではなく、最終的には「キュン」なのよねーーキュン。

今回は未婚の子育て問題にも言及??まぁ……莫大な財産がある場合は、教育も医療も、何もかも戸籍が無くても「不憫」ではないのかも……と思ってしまった。

華ちゃん、早くカズくんの元に戻ってくれ。初回からちょっと切ない。

巨炎 巨炎 2020/10/15

味噌と醤油は日本人の心。…しかし、「澪つくし」とはパワーバランスが正反対。
結局、戦前旧家は良くも悪くもトップダウンでトップの有様が家の有様。
突然、若女将修行となった桜子。しかし音楽の才能はあっても最初は我流だったし
それ以外のスペックは並で要領も良い方ではなく結末まで考えると
女版「フランダースの犬」か?

一方的に恋敵扱いの女中による嫌がらせに反論すると女版コゼツ(違)が
「そこを飲み込んでやるのが女将の器量や」と至極、全うな事を言う。
自分の思い通りにならない事がある度に人様の娘さんに暴言を喚き散らしてきた者の言葉とは思えん。当時の家ルールに従って躾けられ、逆に家ルールさえ破らなければ何をしても許されてきたのでしょう。公の場での分別は相応にある一方で、他人に器量云々で説教したがるのは自分の狭量さに対する自覚すら無いから。

「あさが来た」で新さんが妻の器量を台詞で説明して称えたのは脚本的に二流で、
比べれば人間の(特に女の)いやらしさを上手く描いているともいえますが…。

「カーネーション」でも力量以上に器量が重視され、しかも糸子が力に自負がある故に力量と器量を履き違えるタイプの典型に設定されているが、それは台詞で殆ど説明されず、ただ一度、清三郎が「ワシには懐いうもんが無かった」という言うのみ。

笛子も懐妊したばかりで、まだ若いし本作は懐っちゅーか、お袋的キャラがこれまでいなかった。今回、達彦の幼少期と何かいわくがありそうなベテラン女中が初めて、その片鱗を見せ始めました。つくづく「澪つくし」と逆パターン。

巨炎 巨炎 2020/10/15

科研の女、若き日のロマンス朝ドラ。ただタイトルが示すように大恋愛の末に結婚した惣吉が海で帰らぬ人となり、心の穴を埋めるように醤油作りに邁進するというのが初期構想でした。惣吉は助命嘆願で生還したらしく人気が伺えますが個人的にはどうでもいい。彼のカッコいいけどそれだけのキャラが恋に恋する乙女向けの男性像的でフラグも最初から一目惚れだし。
「かをるの全身を電流が駆け巡った」とか大真面目ナレはギャグに思えます。

このため惣吉が登場しない坂東家メインのエピの方が楽しめる。主人公が妾の子という設定が通る所に時代を感じさせますが津川雅彦なら愛人の一人や二人は居ない方が嘘くさい。・・・と、3号までいました。
女中頭のハマがかをるをいびりましたが、やたらと紀州本家を持ち出し陰湿な性格で周囲に好かれていないのに対して、かをるはバックに久兵衛がいて異母兄弟や女中仲間ともそれなりに仲がよいので逆に適度な毒気になっている。

異母姉の律子が女中姿のかをるを街中で引きずり回して虐めキャラかと思いき「こんな扱いをされて悔しいと思いなさい!これからは女も主張していく時代なのよ!」だもんなぁ。母親は病弱かつ優しいので間違いなく律子の性格は父譲り。長子が女に生まれたことが、かをるを筆頭に坂東家の人々の人生に少なからず影響していく事になります。

アバター くう 2020/10/13

『一億円のさようなら』第3話

娘よ……。「お父さんみたいな人」は上川さんだし、若い頃は北斗くんだった人だし、なかなか居るもんではないんだ。まぁ、「普通に結婚」とか「ダメに決まってる」とかパワーワードのように聞こえるけどさ……。子育てにお金がかかるのは本当だし……医学部入れて何年か通わせるのにどんだけかかる思ってんだよ(怒)

と鉄平が思ってしまうのは当然じゃないかな。長い年月、あんなブラックな会社で頑張って稼いで家族を支えて来たのに、何だか家族のために何もやっていないかのような言われよう。

おまけに配偶者は34憶も持っていて貧乏っぽく暮らしていた……となると「金は全てではないのですよ」とか仏様みたいなこと言ってらんねーー!!

娘も「命はたった一つなのに、お父さんひどい」じゃないよね…そのセリフはあの男とあの母親に言うべきではーー?

鉄平を見ていると「お父さんって可哀想」と思ってしまう。武田真治せんせーにいまだに会っている夏代の気持ちもよく分からない。

アバター くう 2020/10/13

これはどういう構成なのだろう。オリンピック期ドラマの予定だから初めから全5話だったのならば、バックボーンなどやらなくていいから仕事人的に毎週スッキリさせてくれれば、それで良かったのにと思うんだけど……

阿久津の過去だの兵悟の過去だの今さら出て来ても来週で終わりにできる気がしない。もったいないからSeason2やって下さい。ホント。

アバター くう 2020/10/12

『危険なビーナス』第1話

あ~~面白い犬神家だったなぁ(ひと文字)、金田一さんが現れそうなリビング、どろどろの遺産相続、毒が仕込まれた芋羊羹(ない)、足が突き出た水死体(違)、開かずの間は地下道に繋がってるに違いない……

えっ、原作は横溝正史でしょ!!??

登場人物多すぎて相関図が頭に入らないけれど、きっと最終回までには覚えられるよね。だって凄く減りそうだし。

近年のキャラクター通りキャピっとした吉高ちゃん、ダレっとした妻夫木くん、どちらも笑いながら黒い顔できる人たちだからな。先は分からない。

お金持ちのことはよく分からないけれど、好きな役者さんたちのいろんな顔が楽しめそう。期待する。

アバター くう 2020/10/12

あ~~面白い犬神家だった……(一文字…)。金田一さんが出てきそうなリビング、毒が仕込まれていそうな芋羊羹(ない)、足が突き出た水死体、開かずの間は地下道に繋がってるに決まってるじゃんねーー。

えっ、原作は横溝正史じゃなかったの!?

近年の出演ドラマ通りキャピっとしている吉高ちゃん、ダレっとしている妻夫木くん。どっちも実は笑いながら黒い事できるからな……。むしろ虐めっ子感バリバリ出ているおディーンさまの方が実は善人だったりして。

登場人物複雑でちっとも相関図が頭に入らないけれど、きっと終わるころには覚えられるよね……だってすごく減りそうだし。

金持ちの世界のことはよく分からないけれど、キャストは好きな方ばかりなので演技も楽しめそう。

アバター くう 2020/10/12

ああ~~楽しかったなぁ(笑)原作は知らないけれど、個人的には日曜の夜にマッタリ笑えるドラマだった。(だからこそ、今後ガチで香草…じゃなくて抗争に巻き込まれるような展開は避けていただきたい…)

ついこの前まで見ていた、なんや深刻そうな整形龍よりも、こっちの龍が好きだわ。玉木さまにコメディあり。

竹中さんとのタッグは、のだめ以前から続く……。綺麗な姐さんの稲森さんも、カワイイ舎弟の志尊くんも最高。

まったり……まったり見よう。

アバター くう 2020/10/11

初回から主人公の背景にトラウマ負わせている聖哉くんのエピソード。

繰り返される、絶対にあってはならなかった過ちのシーン。後悔してもしてもやり直せない。自分が捕えたヤクザが持っていた拳銃の弾に偶然的のように居合わせてしまった息子。何もかもが悪夢のような偶然過ぎて、夫婦は立ち直れなかった。

時恵さんは息子を現場に巻き込んだ夫を許せなかったのかと思っていたら、あの日、夫を無理やり起こして試合に行かせたのは時恵さんだったんだ…。ここにも偶然はあり、だから時恵さんは自分自身も許せなかった。

自分やパートナーを憎ませたまま死にたくなかった義父の最後の願いは、巡礼ではなくて娘夫婦の再会だった。なんという情け深くて思いやり深い親。

聖哉の最後の願いが「お母さんを傷つけないで」だった。ボケ封じの神社に参って思い出す。

義父は逆にボケを封じないという神の恵みの元で亡くなった。2人は忘れないまま前を向いていく。

痛みと赦しに寄り添う大森寿美男の脚本が、とにかく秀逸。泣きっぱなしの回。

アバター くう 2020/10/11

『恐怖新聞』最終回

ホラーの何に恐怖を感じるかは人次第だけれど、個人的には中田監督の飛び降り卍遺体とガクガク動く白い服は大の苦手(ん?好物?)で待ってたのに、鬼になっちゃうとは(爆)がくがくしてるところは恐かったのに!!!

ネット民の描き方が2ちゃん時代だよな……と思いつつ、まぁ原作の時代も古いし、この世もあの世も地獄ってことで。そもそも新聞自体が今ならいくらでも上手に配達できそうなデジタルだよね(笑)

刑事とか桃香とか、勇介(笑)とか、ツッコみどころは満載だったけれど、だからこそいろんな意味で面白かった(爆)(恐くはない)

詩弦は成仏させてあげて。お疲れさまでした。

アバター くう 2020/10/10

『35歳の少女』第1話

25年目覚めることができなかったから、35歳なのに10歳のようにわぁわぁ泣く柴咲コウの演技の凄さに尽きる……。遊川先生の「親子依存」シリーズ第……何弾だ……。きっと永遠のテーマなのね。

見ていて、「同期のサクラ」でやりたかった「何年もの意識不明」は、ここへの練習台だったのかな、と気づく。(ついでに竜星くんと橋本愛ちゃんはあの時グレ切れなかったからここに帰って来たの?(汗))

家族依存物語だから、みんなが何か抱えていて、特に……介護に疲れ果てたママがたぶん「何か決心した」所に目覚めたっていう奇跡が象徴的。たぶん、一番溜めていたのはこの人なんだろうなぁ。

ロボットのような表情の陰に25年間の苦悩がにじむ回想シーン。鈴木保奈美さんの演技も凄いよね……。主役の一端はいつもママ、なのも遊川ドラマらしさ。

坂口くんの立ち位置はカホコの麦野くんになれるのか。見続けましょう。

アバター くう 2020/10/10

『タリオ 復讐(ふくしゅう)代行の2人』第1話

演出が木村ひさし氏で脚本が蒔田さんというTRICKコンビが作ったデコボコ男女バディもの。『ラストステージ』後、二度と山田と上田には会えないという喪失感の中で、蒔田脚本の新作の中から幻の2人を探し続けて来たけれども、これが一番近いかも。

遊びだらけにならないのはNHKという枠があるからだと思うけれど、塩梅はちょうどいい。ただNHKはなかなか長期のシリーズ化しないので、できたらテレ朝でやってほしかった……。

NHKですから猟奇的描写はなく、軽く謎解き。浜辺美波と岡田将生は山田と上田には綺麗すぎるけれど、クセモノ感と外れ者感はある。美波ちゃんの白沢真実がなかなかカワイ面白い。『屍人荘の殺人』の剣崎比留子も思い出す。

これは、ちょっと期待したい。できたらシリーズ化できる体制でお願いします!

アバター くう 2020/10/10

『24 JAPAN』第1話

日本のサスペンスドラマや映画を支える(そしてテレ朝を支える)豪華俳優陣を各所に配した……吹き替えドラマ(いえ、すいません、全体的に吹き替えっぽくてーー!!)

娘と父の関係性、家の出方、子どもとの関わり方、警察の使い方(違)何もかもが、何だか「日本じゃない」、日本のドラマなら日本に即した話にすればいいのに、と思うけれど、本家から外れないように制作するのが放送条件なのでしょうか。

とりあえず……本家を探して見直そうと思います。余裕を持ってツッコみたい(笑)

アバター はなっぽ 2020/10/08

↓ママの言葉を間違えました。
「ママはずっと慶ちゃんの一番のファンよ」でしたね。

アバター はなっぽ 2020/10/08

玲子さんはテニス上級者という設定が、清貧と合わないと思っていたし、3話で早乙女に玲子さんが「私が一番辛い時にそばにいてくれた」って言葉、ちょっと大袈裟な印象を持っていたけれど、今回玲子さんとお父さんの過去が分かって、納得。
3話ラストの雷とキス。恋の予感から、これから盛り上がっていくだろうというところで、慶太の不在。
純粋にドラマを楽しもうと思ったけれど、慶太の不在がどうしても現実とリンクしてしまう。
緑子ママの「私はずっと慶ちゃんの味方よ」の言葉で、涙腺が崩壊した。
さみしい、会いたい…みたいですのセリフ、茉優ちゃん、泣くかと思ったけれど、ぐっと堪えて玲子さんとして言えた。
ラスト、「おかえりなさい」を言わないもの良かった。
4話での放送を決断してくれてありがとう。あのチャーミングな慶太の笑顔を何度も回想シーンで見せてくれてありがとう。