ユーザードラマレビュー一覧(160ページ目)

アバター くう 2021/05/29

『リコカツ』第7話

はぁ…許せないね、煮物女め。と思いながら見続けるのもまた楽し。(中の人は一切責めていません!!)「何が離婚の原因なのか」と言ったら、主人公2人以外の登場人物が全部原因なんだけど(笑)

特に、おでん筑前煮煮物女はひどい。謝りに来るのも煮物持ち。悪事の数々を告白するのも紘一が許してくれる性格だと分かっているから。あざとい……全てがあざとい……。

弁護士もあざといっちゃあざといけれど、そんな中、全く方向違いの挑戦状叩きつけにくる作家先生が蚊帳の外すぎて草(笑)先生、紘一くんに告白しに来たのかと思っちゃったよ(笑)

2人のLINEのやり取りなど全部が切なくて。邪魔さえ入らなければすぐに復活できる関係なのにな。最終回までずっとこんな感じなのかな。まぁ、楽しんでいるけれど(笑)

アバター くう 2021/05/29

『きれいのくに』第7話 まで。価値観というものについて考えさせられ続けている。世界が顔半分隠した姿で統一されるようになった今だからそ。顔は個体を判別する大切なものだし、こうして世界がみんな同じ顔になってしまえばヒーローも犯罪者も区別がつかなくなってくる。

「美」の基準とは何なのだろうか。ああいう顔になりたいという憧れは本当に正しい「美」に向かう行為なのか。一番、恋愛に対して憧れや絶望を抱きやすい思春期を舞台にしたからこそ生まれるリアリティ。

自分は人より抜きん出たいのか。自分は人に憧れているのか。人と同じになりたいのか。人と違う物になりたいのか。

どういう最終回へ向かうのだろう。本当に分からない。分からないけれど、この子たちの心が伝わって来て、ただ苦しい。

巨炎 巨炎 2021/05/28

これは本当にAK作品なのだろうか…(失礼!)。
イケメン達のプロ意識に圧倒される主人公。
特に坂口先生、二十歳にもならない女の子相手にもう少し言葉、選んであげて~!
(でも言われてみたい女性視聴者とか多かったりして…)

夜にも資料に目を通して自分に出来る事を真剣に考える百音。
これだよ。こういうシーンをしっかりと描く事で
主人公への感情移入度は全く違ってくる。「あぐり」も見習って欲しい。

巨炎 巨炎 2021/05/28

何かキレが悪い…。爽やかな顔をした最強の恋敵が満を持して登場!という
(性別逆ながら)「着飾る恋」と同じ展開ではあるのですが…。むこうは、
さすがキョト子を支配した元魔王だけあって爽やかに転じても、さすがの存在感。
こちらは自分本位、男依存、自己愛の塊が故、主要キャラの誰にも愛されない。
なまじ美人で子供時分からチヤホヤされ続けたアルアル女ではあるが、
全く魅力が無い恋敵相手に「勝ち目がない」とネガティブ発言をしている
あいこにモテキ到来って…駄目男ホイホイはその程度か~。

向後さん基準で観ているので漫画より恋愛を選ぶ苅部さんは見たく無いし、
恋愛地獄の中で洗濯機に放り込まれたハンカチ状態のあいこの方が楽しい。
どうも今期の水&木は恋愛パートは先が見えていて、それ以外の要素が見所。

アバター くう 2021/05/25

『大豆田とわ子と三人の元夫』第7話

悲しむ間もなく1年が飛び、「充分に泣かなかったから心に澱が溜まったまま時を過ごしてしまった人」を体感させられる視聴者である…。

1年間はスルーされたのではなく、時間経過の中に存在していた。あの行方不明事件の顛末で会社は傾いていた。人間だけではなく、会社も傷ついていたのである。

悼めなかったことを後悔しても遅いのよ。……でも、悔いが残る人生など実は無い、と出会ったばかりの男は言う。

過ぎた時、その時々はその場所に今も存在していて、その時のあの人も私も今もそこにいる。素敵な話だった。そういう話を吐き出したかった とわ子さん。癒された……。

なので、その直後の再会が衝撃的すぎた(爆)おにぎりどっちがいいですかって言われても!!

やはりオダギリジョーはただの癒されるオダギリジョーではなかった。心得てる。

アバター くう 2021/05/25

『着飾る恋には理由があって』第6話

毎回ラスト5分で心に灯がともるような温かい幸せ貰える……。ずっと分かっていて解決してほしかった藤野くんの厭世にも似た孤独を救ってやって欲しかった。「自由」をことさら強調しすぎてちっとも自由に見えなかったから。

そうでなければ生きていけなかったんだよね。人を捨てられるなんて嘘。「藤野さんが好き」と言ってもらえて良かった。ありがとう、まめしば。そして社長は誰かほかを見つけてください頼むから。

と、全面的に藤野派になっちゃうレベルにこのドラマの流星くんが好きである。いい恋愛ドラマは、つい見とれる。

巨炎 巨炎 2021/05/24

「お父さんが百音くらいの時は丁度、バブルの最後の方で…」

数時間前にはBS12で将棋さしとりましたな…。
「ふたりっ子」では、コテコテ大阪的世界観の中で一人、寡黙な若者ですが
こっちでは清涼感溢れる世界観の中で一人、コテコテのオヤジ(汗。
「ふたりっ子」では早死にした父と同じ職種にだけは就かないと言いながら
同じ世界に入ってしまいましたが、こういう所も逆だったりする。
「ふたりっ子」では華やかな世界に憧れる麗子が結局、出ていきたかった下町世界
に戻ってきますが、百音もタイトル通りだと…?

しかし、帰ってきてりょーちんと一緒になったりしたら妹が可哀想。
姉の幼馴染に小さい時から憧れてきたのは予想がつくだけにね。

アバター くう 2021/05/24

教師としてのプライドとか、夫の立場とか、そういう問題だったんだろうな、とは気づいたけれど。「先入観」の話だったのね。キャスト的には「先入観」で犯人(というか、怪しさ)確定した(笑)(すいません、朝加さん…)

しかし「甥」の先入観はビックリした(笑)小さい頃、よほど可愛くて可愛がっていたのね(笑)

個人的には、介護と育児でギュウギュウになって病んだ容疑者の方が気の毒だった。あの家は、本当に戻っても平気な家かな。

アバター くう 2021/05/23

『青天を衝け』第15回

渋沢パートと幕府パートがやっと融合し、主人公サイドが恋バナ主体ではなくなった先週からだいぶ見やすくはなっていたけれど、今日の豚鍋のシーンは素晴らしく緊張感があった。

何かを言ったら後ろから斬られるかもしれない問答の中で自分の考えをしっかり語った栄一改め篤太夫と、受け入れてきちんと話を聞く西郷。

「そちらの殿さまがその器なら薩摩でもいいよ」と言われて言葉に詰まる西郷、緊張感の中でちょっと笑える……。

藩とか国とか公武とか関わりなく「徳ある者が治めれば」良いというその考え。現代でも全世界で通用してほしいこと。見応えあった。

来週はつらい。

アバター くう 2021/05/23

『ドラゴン桜』第5話

ふにゃふにゃした笑顔とキラキラした瞳で可愛さしかないと思っていた「蜜蜂と遠雷」の鈴鹿央士くんがこんな演技もするんだ……と、よくよく思い知ったのが今回の収穫であった。

何分かに一度、誰かしらが怒鳴ってる演出、疲れる(笑)

巨炎 巨炎 2021/05/23

むつみちゃん以外に現カノがいた神崎!
それがストーリー上、殆ど無意味なのは視聴者向けサプライズへの皮肉?

神崎君さ~、風邪と違う症状で検査に異常無しなら原因不明の奇病を疑えよ~。
逆に「風邪だろ」で済ませてしまう正常バイアスの危険性は
ミクロが積み重なってマクロレベルに広がるとシャレにならない。
(主人公は単に軽症で自然治癒した臨床例というだけ)

コロナだのオリンピックだので右往左往している国や都の会議のメタファか?
正しい知識で対処する人材より広告塔が大事でマスコミも助長。
ワクチン接種率とか視聴率とか数値化された結果が全てで、誰も真実を
求めていない。死神準教授はそういう流れを嫌って枠の外にいるのかな…。

この社会風刺ドラマをもう少し観ていたいですが次回が最終回とは名残惜しい。

巨炎 巨炎 2021/05/22

美容師の道を一歩、踏みだしたあぐり。
桜子(爆)先生の住み込み弟子となり、師の親子関係や弟子の抗争に巻き込まれ
とこれまでの展開よりはマシだけど主人公自身が何を学んでいるかがサッパリ…。
職場に立つ事を許されたが、突っ立っているだけの場面が目立つし
夜に復習なり雑誌を読んで研究なりもせずポケ~としつつ姑の手紙を読む。

https://i.imgur.com/iYXv0wK.jpg

家族のために家族から離れた喜美子も、ミシンに目を輝かせていた糸子も、
モチベーションがもっと伝わってきたモノでしたが…。

今週の展開も『子供時分、父が弟にばかりかまけ寂しさを感じていた』とか
『父に勉強を見てもらったのを切欠に女学校で英語を熱心に習った』とか
伏線を張る尺はこれまで幾らでもありながら全く無かったので万事、唐突。
エイスケが淳之介を連れて現れるラストまで、とってつけ感が漂い何となく進む。

巨炎 巨炎 2021/05/22

「透明なゆりかご」で清原果耶が引退直前の原田夏希と共演出来たのは、
やはり業界アルアル的な奇縁になったでしょうか。
原田夏希もかつて神戸震災ヒロインとして朝ドラ「わかば」で主演。
「神戸を緑で一杯にしたい」と言っていました。
百音は震災との関わりは少し違うようで現在、緑のど真ん中に居ますけど(笑。

https://i.imgur.com/8G2GGPm.jpg

また「わかば」は登場人物が総じて真面目である故にインパクトが弱く
田中裕子が演じた母親ぐらいしか印象に残らなかったのですが、
本作はどうなるか…。次週はお父さんがやってくるようだが感染大丈夫?

巨炎 巨炎 2021/05/22

ま~た、全国ネットに一カ月遅れ。
このため神崎君が大学を辞めて今度はスーパーに就職したように見える…。
向こうでは濃いオジサンに囲まれ、今度は濃いオバサンに囲まれ
「人妻に押し倒されているわよ」とか、見るからにそうなんだな。
人生受け身の巻き込まれ型主役もここまで徹底すれば清々しい?

売れっ子漫画家との恋愛とか男女入れ替わりとか既存ドラマと被る設定が
気になりますが神崎君(違)のアップダウンが凄まじいな…。

アバター くう 2021/05/22

会社のお抱え作家が担当者個人の家に押し掛けるなんて……やっぱり咲はこの会社を辞めるか、会社の近くに住まない方がむしろいいのでは~~。

言葉が上手く出てこないという紘一の不器用さが見れば見るほど可愛くて、咲が一生懸命で、どうしてこの2人は別れなくてはならないのかと悲しくなってしまう。もう別に別れなくてもいいじゃん。遠距離夫婦という選択肢はないのだろうか。

なんだか離婚届ミッションが早過ぎたけれど、紘一は本当に出したのだろうか。って視聴者が未練抱えてどうするよ。おでん女が実家に居座る次回予告に嫌悪感ーー!!

両家のお母さんは2人ともサッサと出て行っちゃって、結局このドラマ、お母さんたちのリコカツだよね……。