ユーザードラマレビュー一覧(173ページ目)

アバター くう 2021/02/23

「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」第7話

違う違う、志々雄さまじゃない(爆)どっちかっていうと「藁の楯」のヤバい人だってば(爆)ヤーさん事務所に一人で乗り込んだ時の後ろ蹴りがカッコよすぎて笑った。単独行動、許すわ(爆)

しかしまぁ、今回も何ともボヤってした結末。ネグレクトは罪にならないの?母親は男に依存し息子に依存する依存体質。一緒に死のうという孫の言葉をそのまま受け入れちゃう祖母もしかり、あの家では彼は今後も苦労する。

スクールポリスよりも行政について考えさせられる。とりあえず、彼は保護してあげてほしいな。

巨炎 巨炎 2021/02/23

「おちょやん」が放火なら、こっちは押し込み強盗だ!
世間に抗う弟編は、これで終了かな?

母親似で素直な英一郎は父の勧める縁談に応じるが先方が反故に。
姉達が起こす騒動の中での存在感の無さや以前の仕事の失敗から
何時の間にか世間の評価ができあがってしまったらしい…。
吉武家では長男には寛容だった母とねが次男の善吉には
「幼馴染の見受けに金は出しても良いが結婚は許さん」
名家の嫁が元風俗は通らないよなぁ。かをるは妾の子とはいえ坂東家庶子で
漁師と陸者の対立はあっても、世間には久兵衛が折れただけだったし。
しかし、『身売り』というのが現在には無い事情で、身を落した彼女を想い
添い遂げる事は諦めても、救おうとする善吉は惣吉より応援したい。
久兵衛が取りあえず女中として買い上げたが、この先に救いはあるか?

律子パートでは軍人達の「ヒトラーのドイツを見習って国家を救わねば!」
という会話に「クーデター」と牽制を入れる緊張感。登場人物一人一人の
言動から時代性が垣間見え、この時期はAK作品こそ内容の充実した朝ドラ本流。
「カーネーション」にせよ本日の「おちょやん」にせよ『世間の目』という
閲覧により変質した本流との差別化を図るBK作品が、これに抗う皮肉。

巨炎 巨炎 2021/02/22

美保純も老けたなぁ…等と思っていたら、
この人をただのゲスト出演で終わらせる訳もなかったか。

壊れていく自分と向き合うのも後半生の戦いだろうか…。
認知症は進行を遅らせる医薬品はあるが特効薬と言える程の代物はまだ無く
周囲とのコミュニケーションや頭を適度に使うのが良い。
せっかく四人で集まったのだから麻雀でも、やればいいオッサン共。

アバター くう 2021/02/22

『監察医 朝顔2』第16話

やりたい仕事を自由に続けられる人生を……が近年、子育て期のキーワードのようになっているけれど、若くは子育てに、老いては介護に、と考えると人間が自由に生きられる期間は案外短いのかも知れない。

身体の中に手紙を埋め込む話は驚いたけれど、あまり同じようなキャストが同じ境遇で被るのは良くないなってしみじみ思う回だった(え、わたしのせい?)

つぐみとじいじの癒しシーンが、2人で大丈夫?って思うシーンになりつつある……でも、それも家族の歴史の一部なんだろうな。

朝顔と僕とつぐみとお父さんと4人で幸せに生きる。そう言ってくれる桑原くんの心が本当に善良で優しくて神々しくて……神奈川県警に戻れておめでとう。

お母さんの物ではないと確認された歯。臨終を迎える大じいじ。

人生の終わりに真実を知る必要はあるのか。

答えは来週、得られるのか……。

アバター くう 2021/02/21

『天国と地獄~サイコな2人~』第6話

九条家に入り込んだ彩子の中に居るのはきっと日高ではなく、満月と新月の日だけ入れ替わる……さらにもう一人を演じる綾瀬はるかちゃんの凄さ。さらに日高の中にもう一人入っていたと思われる「東朔也」。

東朔也の体はどこに居るのか。生きているのか。それが霊だけの存在かも知れないと考えた時、突然物語はホラーになる。

赤く陸橋に書かれた「9」をバックにした日高と八巻の立ち姿。なんて不気味な風景。

この人たち、絶対に命まで巻き込まれるに違いないと予感される登場人物たち。彩子の中の「誰か」はなぜ九条を助けたのか。

多すぎる謎と、不気味な映像に毎回ゾッとしながら見終わる。そこにきっと、魂たちの悲しい物語が隠されているのだろうという予感。

登場人物全員の無事を願いたいな……。

アバター くう 2021/02/21

自分を押し込めて爆発できなかったお兄ちゃんは、あのお父さんの子。位置的に、自分の世界に浸ることばかりで周りを見ることはないモコミは、攻撃性はないけれどあのお母さんと同じなのかもしれない。

お母さんのひどさはずっと描かれてきたけれど、お父さんの「昔は言うこときいて可愛かった」「聞いてやってた」「不倫してやればよかった」という爆発方向が(笑)何だか今期はいろんな所に元春がいるな(脚本は「知ってるワイフ」と同じ橋部先生)

お父さんの爆発を受けてか、ずっと優しかったお兄ちゃんが闇落ち化。まぁ、ずっと抱えて来てはいるよね。虐められる妹を庇ってきた子ども時代も大変だっただろうし。

モコミが自分の世界だけではなく、広い世界と関わっていく話なんだなと今さら気づく。

アバター くう 2021/02/19

『俺の家の話』第5話

やらずに後悔するよりやって後悔するのが観山家流。そうね。「次」なんていつ来るか分からないもの。寿命が近かろうが遠かろうがそんな時代だ、今。

すっかり反抗期が来てしまった寿限無、反抗期すら甥と同列になっちゃう寿限無。寿一が家出しなければ芸養子になって尽くすことも無かった。帰ってこなければそのまま観山を継ぐことも出来た。後悔ばかり。でも家族。

最期になるかも知れない家族旅行をみんなで楽しんでほしいね。(でも帰ってきたら、さくらは「なにか」と共に消えていそう……)

しかし、じゅじゅは何だかんだ少しは後悔しろよってくらい女を作ってるよね……。隠し子も寿限無だけとはとても思えない。

もしかしたら、さくらも……。

巨炎 巨炎 2021/02/19

「どうして人を貶めたり、傷つけたりするんだ!」

人生のセーブデータをこっそり書き換えた、お前が言うか…。
本当に卑怯な人間は自分がそうであるとの自覚も無いという話かな?
前回も今回も、その場凌ぎでイイ顔をしようとしている風にしか見えない元春、
津山がスマホまで活用してマメにコミュニケーションを積み重ねる様と対照的。

次回は離婚話に発展するようだが、元春は職場での義父の威光を忘れてない?
職場の人間関係や、津山が外回りで汗を流す様はそこそこ描かれているが
銀行員のノルマとか触れられてこなかったよな…。

元春は前の時間軸と現在で自分の職場での評価とか考えているのだろうか…。
妻の親に貰った幸せへの感謝があるのなら、沙也佳の言い分にも多少の理はある。
元春さえいなければ音楽家として大成したかもしれず、
花屋の店員と駆け落ち等はやめて欲しいが。

巨炎 巨炎 2021/02/19

主人公の懐妊~出産と一話で済ませる。早ッ!
沢口敦子の演技も良くなったが、やはり津川雅彦。
律子の結婚報告に居間では、ふくれっ面しているのに夜空を見上げる佇まい。
別に軍人嫌いではなく漁師の時と同様、危険な仕事の夫に嫁ぐ娘が心配なのね。

初孫に大喜びの大旦那。しかし動乱の昭和二桁がいよいよ近い。
梅木も「一年前はこんな幸せ考えもしなかった」と絶頂期ですが
そろそろ『忘れたワイフ』の男が嵐の先から生還しそうだなぁ…。

「カーネーション」に匹敵するハラハラ感の、この朝ドラもラスト一月余り。

アバター くう 2021/02/18

『知ってるワイフ』第7話

沙也佳の描かれ方が酷すぎて引く。

義母の手術に対するあの冷酷さや自分勝手さは痛々しいのだけど、夫の実家と関わる面倒くささや、自分の実家ばかりつい持ち上げてしまう子供の甘え感覚や、姑に「あんな嫁」扱いされるようなことしちゃう馬鹿さや、全部、何となく理解できる部分も多くて……ああ、賢くない嫁、と思うと心が痛い。

過去に戻って「良い澪」を描くための酷すぎるキャラ付けにちょっと同情する。(やっぱり私は澪が嫌い(笑))

書き込みのことは元春と「澪が」悪いだろ、と個人的には思うのだった。夫の手が知らない女の頭の上に乗せられてる図を見たら不快感しかないじゃんね(笑)

まぁ……元春が悪いのですが、全て。

女たちよ。さっさと他の男と幸せになりな。

アバター くう 2021/02/16

今週もめっちゃモヤっとして終わった……。そりゃ教育の場が家庭教育の押し付けやモンペや生徒へのコンプライアンスや人員不足で疲れ切っているのは分かっている。でも、今回はそうではなくて職場イジメの問題でしょ。

職員室での同僚いじめ問題が悲しい事件になったばかりなのに、それは人員不足のせいです、で全部終わってしまったではないか。虐めをする人間は忙しくても暇でも虐めをするんだよ。

もっとブラック企業のパワハラ問題に切り込み、初回のように教師を逮捕しちゃって欲しかったわ。

それとも……

彼女の問題を解決できなくなるから、今は教師には手を付けないってところなのだろうか。

だったら仕方ない。でもモヤモヤ……

巨炎 巨炎 2021/02/16

教師間パワハラというのも最近、良く聞く話。
生徒に強く出れなくなっている分、ストレスの捌け口を別に求めている訳だ。

新津先生は柴田先生という親友がいてくれて本当によかった…。
完全に孤独なら本当に自殺してもおかしくなかったし、
『半分、死ぬ気』でなければ真面目人間二人に、こんな大芝居できない。
友情再確認でパワハラ組に抗う気概も生まれそうだ。

対して口ばかりで、さしてイイ人やイイ先生に思えなかった涼子先生の
本性も見えてきました。膿を徹底的に出さなきゃ駄目っぽいなぁ…。

アバター くう 2021/02/15

『監察医 朝顔2』第15話

解剖案件がなく、ひたすら万木家の再出発までを描いた1時間。「今日の事も、さっきの事も、メモした事すら」忘れてしまう平さんの苦悩が伝わる。

妻の近くで妻を探しながら死に向かう人生を歩もうとしていた平さんを生に向かわせたのは、つぐみちゃんの「どうして、じいじとつぐみは離れ離れなの?」という言葉。

生きている家族が傍にいる記憶は、妻の思い出に縛り付けようとする妻の「旧友」から平さんを引き戻す。

こういう丁寧な家族の物語がこのドラマの真骨頂。

「つぐみとお父さんと桑原くんと」「4人で楽しく暮らそう」。

幸せな思い出をたくさん積み重ねて行ってほしい。人は骨が残らなくても結構いろいろ残る。カセットテープの音だったり。会話だったり。思い出。

巨炎 巨炎 2021/02/15

かをるの再婚前日に軍人となった小浜と婚約を宣言しに戻った律子。
カンカンの久兵衛ですが「誰と結婚しても反対するんじゃ、ありません?」
と後妻に突っ込まれると、そうかもなぁ…。

律子も水橋と交際していた頃は体制に抗い、父と意見を戦わせていた。
今はかつて毛嫌いしていた軍人となった小浜に輝いていた頃の水橋に劣らぬ
信念を見て意見を戦わせ、「いずれは実業家になるかもしれないわよ」と。
結局、この人はお父ちゃんが大好きで小浜の中にも父を見ているんだな…。
父を困らせるのも愛情表現で父にぶつかっていく時こそ最も生を実感する。
この辺りは可愛がられるだけの、かをるさんには理解出来ない関係。

矢吹ジョー(ⅭⅤのあおい輝彦は桜田淳子とミュージカルで共演経験アリ)曰く、
「力石もカーロスも俺よりは格上のボクサーだ。
 しかし、お互い赤い血が流れている者同士、リングで燃えに燃えりゃ
 俺の中にも理屈を超えた何かが湧きあがり互角に打ちあえるんだ」と。
正に初代朝ドラ版スカーレットの律子。もうすぐ嵐の時代だが…?

アバター くう 2021/02/14

『天国と地獄~サイコな2人~』第5話

「2人分の人生を生きている」……これは……。日高、現在の望月の中に居るのは本当に日高なのか。突然女になっても何の戸惑いも無さそうだった日高。いや、入れ替わっているのは3人4人とも限らないよね。

殺人鬼は現実に存在するわけだし。しかし日高…現在の望月は恐らく犯人ではない。よくこんな話を考えるなぁという驚き。

陸が帰って来た時の、日高の表情は心から嬉しそうで。恋かと思ってしまう。はるかちゃんの「揺らぎ」の表情の巧さ。

面白いなぁ……本当に、どんどん面白くなってくる。ストーリーで魅せるドラマは最高。