『NHK朝ドラ ゲゲゲの女房』

評価 (4.07 / 27)
NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』
◆放送期間 : 2010年3月29日 ~ 9月25日
(全156回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率:18.6%
◆制作統括 : 谷口卓敬
◆制作 : 落合将
◆演出 : 渡邊良雄、勝田夏子、一木正恵、
尾崎裕和、渡辺哲也、堀之内礼二郎、佃尚能
◆脚本 : 山本むつみ
◆原案 : 武良布枝『ゲゲゲの女房』
◆音楽 : 窪田ミナ
◆主題歌 : いきものがかり「ありがとう」
◆主演 : 松下奈緒
◆出演 : 向井理,野際陽子,有森也実,
南明奈,杉浦太陽,大杉漣,風間杜夫,
古手川祐子,竹下景子,村上弘明,
松坂慶子、他
◆語り : 野際陽子

※特記 :
・第35回エランドール賞
・第19回橋田賞新人賞



2010年上半期・NHK朝の連続小説『ゲゲゲの女房』のレビューをお待ちしています。

評価 (4.07 / 27)

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巨炎

第一子誕生。「カーネ」では1/2話で済ませました(今、思えば戦争の余波で
後の出産程、ドラマチックになるタメだった)が本作では一週間かけて丁寧に描く。
ボンビーを強調し過ぎな感はありますが…(泣。

萬平さん宅は現代感覚でも豪邸で逆にピンとこなかったのですが
原口(違!)家と村井家の対比で高度経済成長期の格差が際立ちました。
姉に相談したい布美枝の同伴に茂が及び腰だったのは
風呂をタカリに来る実兄との関係しか知らないので義兄が眩しかったのかも。

ただ、お姉さんもエビフライは「今日は奮発した」との事。
三種の神器が揃ったマイホームは当時の憧れながら手に入れた代償として
返済ローンに追われ、競争社会ですり減っていくサラリーマンも多かった。
ただ原口(違!)先生は息子達とTVに熱狂できる時間の大切さを理解している。
親が子を想う気持ちに貴賤は無く、茂にも少し解ってきたようです。

オリジナリティが無く、読者ウケ要素を貼りつけた作品では
糊口を凌いでも、いずれは行き詰る。
しかし、それが一般受けする否かは更なる問題。昭和38年頃といえば、
「カーネ」では直子の糾弾を受けていた優子がようやくデザイン完成でしたが
河合さんに尊敬されても内情は苦しい水木先生の飛躍は…少なくとも2週間以上後。

巨炎

大戦末期の日本のように追い込まれていく貸本屋産業。

時代の波に押し流されて去る中森さん、若さとパワーで切り開こうとする河合さん。
村井夫婦は正に狭間に居る。
茂は袂を別った、うじきつよしと不承不承に再び手を組み
布美枝は加代オバサンに弟子入りした直後に懐妊発覚。

安普請の畳の上で様々な人の想いが交錯していく。
これが正統派のホームドラマというものである。

巨炎

スカイライダーが結核に倒れ、入れ替わりでアシスタント2号誕生!

少女漫画家志望の河合さんは初登場した時には自己主張ばかり強くて
このままナァナァで肯定されたら「鈴愛路線だなぁ…」と思ってしまいますが
「家族すら説得できないようでは読者を相手には出来ない」と言われて出戻り
再上京して机に向かうようになった時点で顔つきは既に鈴愛は超えている。

片や布美枝は自分の居場所が無くなってしまう危機感を感じ
夕食でアピールを試みるも空回り…何だか少し懐かしい展開。
でも旦那は将来、沢山のアシスタントを抱えるようになるのです。
今は皆のお母さんになるべく糧となる経験を積む時。
というか、もうすぐ本当の母になるんじゃなかったっけ?

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