『NHK朝ドラ カーネーション』

評価 (5 / 22)
『カーネーション』
◆放送期間 : 2011年10月3日 ~ 2012年3月31日
(全151回)
◆平均視聴率 : 19.1%
◆制作 : NHK(BK)
◆制作統括 : 城谷厚司
◆プロデューサー : 内田ゆき
◆演出 : 田中健二、末永創、安達もじり、小島史敬、福岡利武、松川博敬、盆子原誠、熊野律時
◆脚本 : 渡辺あや
◆原作 :
◆音楽 : 佐藤直紀
◆主題歌 : 椎名林檎「カーネーション」
◆主演 : 尾野真千子・夏木マリ・二宮星
◆出演 : 栗山千明、小林薫、濱田マリ、麻生祐未、綾野剛、尾上寛之、新山千春、川崎亜沙美、安田美沙子、他
◆語り : 尾野真千子・夏木マリ

◆特記 :
・放送人の会 放送人グランプリ2012特別賞受賞
・第38回放送文化基金賞テレビドラマ番組部門 優秀賞受賞
・放送批評懇談会 第49回ギャラクシー賞テレビ部門 大賞受賞
・東京ドラマアウォード2012作品賞〈連続ドラマ部門〉 優秀賞受賞
・第37回エランドール賞新人賞受賞
・第21回橋田賞新人賞受賞



2011年下半期・NHK朝の連続小説『カーネーション』のレビューをお待ちしています。

評価 (5 / 22)

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巨炎

第3週では御近所で電気店の前に集まり、第4週では四姉妹で行ったラジオ体操。
でもラジオが珍しかっただけなので皆、飽きてやめてしまった。
そんな中で流行に飛びつく若者の軽薄さに呆れていたハルさんが一人続ける。
しかも善作が酒浸りになり、貞子さんが風邪で体調を崩した次の回にこれ。
ミシンの先に小さいようで偉大な、その背中を映すのが終盤への布石。

一方、孫とお婆ちゃんの関わりも三世代で描かれますが比べて見ると
本当は一番、甘えん坊なのは直子で里香はグレて見えても、やっぱり優しい。
この件に関しては糸子は一番、普通でしょうか。

巨炎

癇癪を起こしても次の場面でケロッとしている事も多かった善作の怒りはまだ収まらず。
直接描写を避けながらの匙加減が素晴らしいが、これを更に引き立てるのが前回
娘の事で涙を流していた場面。これが父の優しさである事が糸子には解らない。

善作の優しさを受け継いだのは可愛がられた優子で彼女もまた千代さんの前で糸子のために涙を流す(場所も全く同じ)。片や糸子は娘の成長を喜ぶより傷つけられた自分のプライド優先で玉枝さんに泣きつく訳で…。
相手の事を自分の事のように捉える感覚無くして相手の立場に立った発想など生まれようがない。駒ちゃんと短期間で仲良くなれたのは第5週で開花した天性のお客目線という才能に依る部分が大きく、喧嘩してから互いを認め合ったサエ程に関係は続かなった。
ほったらかしの娘相手では言うに及ばずで
『お前がワシの真似をしようなんざ100年早いんじゃぁ!ボケェ!!』
というツッコミが遺影の善ちゃんから聞こえてきそうな三姉妹編は、何時になるか。
来週からは相撲で夏には高校野球があります。

糸子に他人のために流す涙の重さを教えてくれたのは今回、どつかれた勘助。
だが、これは余りにも重過ぎた。戦後四半世紀を経てからでなければ咀嚼できない程に。

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