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ユーザードラマレビュー一覧(215ページ目)

巨炎 巨炎 2021/06/24

これは視聴率、取れないだろうなぁ…。一応、褒め言葉。
21世紀AK作品の流れからは完全に逸脱している。

腫物に触るような同情や善意の押し付けが肯定される脚本、注意や叱責は
あくまでガス抜きレベルで主人公が受け容れられるファンタジーワールド。
真面目な親友や弟&妹は格下に扱われ主役の踏み台にされる。…といった流れは
今春まで再放送された「ちゅらさん」の00年代ヒットにより作られたが、
看護婦を志す主人公視点で観て「朝から癒された」等と視聴者が言い出すのは、
民放医療ドラマ乱立の中で「恋は続くよどこまでも」がヒットしたのと同じ。
本来、他人を癒したいのなら相手の苦しみをそれだけ噛みしめなければならず、
これは心身をすり減らす行為であり、それに耐える強さも持たなければならない。
その意味で 安達奈緒子& 清原果耶が「透明なゆりかご」を経て
本作に抜擢されている流れには凄く納得してしまう。

と言っても「透明なゆりかご」を朝から半年放映はヘビィ過ぎる(笑)ので
震災経験において微妙な立ち位置にある百音が作品の癒し要素(=自然の映像美)
に関わり、医療に直接に関わるのは東京と地方を往復している坂口先生(違)
という按排は上手い訳ですが。

くう 2021/06/22

久しぶりに、本当に久しぶりにハマった若者ペース恋愛ドラマ。近年の恋愛ドラマは似たような設定ばかりで、特にTBSのこの火曜枠はお仕事ドラマとして甘くて馬鹿にしたようなものが多くて脱落しがちだったのだけど、今期は本当に見応えあった。

それぞれの仕事に責任を持ち、トラウマはお互いを引っ張る力で克服し、ただイケメンだから好きになるのではなく、パートナーとして成立する恋愛。これは恋愛ドラマとしてとても新しい形だと思う。

丁寧に恋愛の形を描いているからキスにもハグにもドキドキする。藤野くんの表情にいちいち見惚れる。横浜流星、すごい役者。

星野源争奪戦に盛り上がるTwitter実況も楽しかった(そこ)…ありがとう源ちゃん、ありがとう「不思議」。

シャチ派のみなさま、トルコ行き気を付けて。

「着飾る」「パズる」「インフルエンサー」を否定してリアル世界で在りのままに生きよう、みたいな話なのかと想像していたが、全く違う結論。「着飾るのはあなたのため」それはもう、太古からの女性の真理でしょ。良かった。大好き。良いドラマだった。

巨炎 巨炎 2021/06/22

百音と先生の仲は当人達より周囲の認識の方が先走り。
オッサン、オバハン、爺婆から見れば二人とも「若いモン」で括られるからな。
そもそも、先週までの基礎知識ぐらいなら理系大学の教養課程知識で済むけど、
資格試験レベルだと朝岡氏に通信教育でも、お願いした方が現実的じゃない?
先生が百音をリードできるようコッソリ自分も勉強しているとか?

そして父の結婚、馴れ初め話とまたタイムリーな。
BS12ではインテリ眼鏡を外してプロポーズ⇒一度、玉砕だったが
こちらはグラサン。(ロンゲのお嬢様は突き放す所は共通している)
母親の方は「君の名は」なんですけどね(笑。

巨炎 巨炎 2021/06/22

皆さん、「念仏を唱えないでください」を思い出して欲しい。
救急部というセクションを6、7人の医師で24時間体制で回していました。

で、この主人公達は普通の人がやりたがらない夜の仕事『だけ』をするので
普通の人がしている昼間の仕事はしない訳です。
しかも波留先生は夜にデートする休日があり、
沢村先生は「一流の医師」とか嘯いている訳ですね~。
そりゃ、梶原先生でなくても周囲に嫌われるのは当たり前でしょう。
人死にを目の当たりにするより人間関係が嫌な職場という気がする…。

そもそも昼と夜のスタッフを足せば「念仏」の倍の頭数にはなりそうだし、
これなら全員で昼夜のローテーションを回すようにして、
他科の当直を廃止し救急対象にならない一般患者も全て引き受けないと、
(次回にそれはやるっぽいが)他の部署は納得しないでしょう。つまり、
タイトル冠した設定自体が破綻している…。

脚本が「グッド・ドクター」「ラジエーションハウス」の人だしなぁ…。
「念仏」や「Dr.DMAT」は原作コミックが存在する所に脚本家が現場取材も
しっかりしてプラスアルファを加えていましたが「ラジエーションハウス」も
原作は存在していたので、全く言い訳にならない…。

救援の救急医師を貶めて描かなった分、スーパー薬剤師ドラマよりマシ程度。
今回も一月、もつかなぁ…。

くう 2021/06/22

『ナイト・ドクター』第1話

医療ドラマは過去何十年も似たような設定があるので、既視感だらけになってしまうんだって……(略)

夜間診療の緊迫感や現状の大変さを描くならまだ余地がありそうだけれど、昼のドクターを休ませるためのモブ的な集まりみたいに扱うの、現場の人たちに対してもすごく失礼ではないのかな。

キャストは好きなので、見たい気持ちはあるけれど。

秋期も医療ものかと思うと……(同じ脚本家さんで……

くう 2021/06/20

いよいよ一次試験!(いよいよって言うより突然に近いけど…)、ちょっと気弱になったりケンタとお話ししたり優しくなってる藤井が可愛い~~とか、既視感はあるもののみんなの頑張りを応援したり、お前らよくやってるな……とちょっと母目線で見てたのによ。

買収桜のことなんてすっかり忘れてたわ。それ、どうしてもやらなきゃ駄目なの??生徒たちの頑張りを主人公にした話じゃダメなの?

せっかく、盛り上がってたのに一気にしぼむ会議シーン。生徒たちの話はどこへ……。(しかも買収の話って学校じゃなくてリゾート!?このコロナの時代にバブルだな)

来週は買収桜がさっさと片付いてみんなの笑顔が見られますように。スペシャルゲストがガッキーであることを祈ってる。

巨炎 巨炎 2021/06/20

一週ダイジェストで観ると先生と百音の対照性が良く分かります。

帰還直後の会話に先生が入れないのは単に牡蠣嫌いだけじゃない。
一方で特定の相手に特定の分野について語りだすと結構、饒舌。
社交性が低い学者肌タイプの典型やね~。マジで親近感が湧く。
対して百音は現在、学歴は高卒止まりだが明るく行動力がある。
しかも自分の思いつきだけで突っ走るのではなく協調性も備えている。

精神年齢は実年齢程に離れていない感じだし2020年頃になれば
『逃げ恥』カップルに近いイメージになりそうな二人ですが…。

くう 2021/06/20

もっと無邪気に生きてもいいのに。5歳の子どもなんて、騙されれば泣くし、自分の事しか考えていないし、1日に10回くらい「嫌い」って言ってるのに。

コタローくんは我が儘を言えない。騙されていると分かっていても善意を伝える。本当に大人だし、優しい。

なのにこのドラマに出てくる大人たちは、コタローくんを傷つけるんだよね。

子どもの受難が深い世界はつらいなぁ。狩野、しっかり守って!

巨炎 巨炎 2021/06/19

「幾多の困難を乗り越えて、あぐりは遂に自分の店を持ちました…」
困難?乗り越えた?
「カーネーション」に例えればパッチ屋修行の最後の一年だけミシンを扱い、
清三郎爺ちゃんがイキナリ、岸和田に店を建ててくれたような感じだが…。

また、あぐりが独立をアッサリ認められるが同期の子は「見込みなし」扱い、
あぐりが肺炎から復帰する一方で、新しく入るはずの人が自殺したとか、
チェリー山岡もゴシップ記事に巻き込まれるとか。
女中の子の時と同じで周辺キャラに暗い話を押し付けてばかりで
主人公を通じて何をやりたいのかサッパリ解らん…。

巨炎 巨炎 2021/06/19

1期を観ていなかったので、今期もあまり観ていない訳ですが。
しかし皆で歌っているエンディングは新しい時代劇を模索していると思うが、
逆に時代劇全盛だった70年代青春ドラマを彷彿とさせちゃうな~。
大ボスたる萬田久子さんの結末や如何に?

くう 2021/06/19

「それでも君は生きていく。私のいない世界で。」昨年は多くの人を世界は失って、今も危機の中に居る。残された人たちは今でもモニターやスクリーンの中に蘇る人たちを見る。

巴さんが麻生さんであることが、視聴感情にリアリティを呼んだ。こんなに美しい人を二度と失くしたくない。

私たちは第2話で巴さんの身体を失い、最終回でまた失った。魂が生きていて、抽選会で戻って来てくれたのはモモチという視聴者代表のためのプレゼント。

みなさん、本当にいつまでもお元気でいて。居なくならないで。

ストーリー的には「はらちゃん」でマンガノートの中に入れなかった麻生さんが天国でも漫画を描いているという下りに何だかまた泣けてしまった。

みんな前を向いて生きていくしかないし。それを見守ってくれていると感じられる最終回。寂しい。でも、ありがとう。

くう 2021/06/18

先週の筑前煮女もそうだけれど、みんな改心し、ママすら謝り始めてどんどん片付いちゃな…と思いつつ、まぁ最終的には米津のEDを聞きながら、ものすごくイイもの見た気持ちにさせられてしまうのだった。米津winner !!!

とにかく、咲さんが美しくて健気で可愛くて、紘一さんが不器用で真っすぐで可愛くて、可愛くて…で全部イケちゃう。

思えば、誰かイイ人居ないのかよ!!と思うほど、咲さんの職場環境も家族も、紘一さんの筑前煮女も、「All ひどい人格の脇キャラ」だったのに、最終回にはほぼ姿を消したし。あるいは改心したし。

そして「リコカツ」していたのは結局両家の両親だった(笑)初めから、結婚したばかりの2人なんてただ別れればいいだけで活動も要らないもんね。

毎回、なんでこうなる……と思いつつも、米津に持って行かれて涙すらしていた。

こんなキャラも出来るんだという瑛太の幅広さを堪能した。

最後に。佐野さん、お大事になさってください。復帰を楽しみにしてます!

巨炎 巨炎 2021/06/18

今期、水曜枠と一緒にしてスンマセン!
疑似家族や疑似恋愛から本物に以降していく展開は先読みできたし、
大筋はその通りに進んだけどラスト2話の捻りは見事でした。

あいこにフラれた男達の仲良しトリオで最終回幕開けにズッコケ、フラレマン⇒
ストーカーと踏んだり蹴ったりの扱いだった早瀬君の結婚式で大団円は大爆笑!

レギュラーキャラ全員が愛すべき個性を発揮しましたが殊勲賞は可憐先生。
中盤の子供をダシに住居不法侵入&窃盗は呆れかえりましたが、あいこの恋敵等の
安易なキャラとならず序盤から好感度が高かった向後さんと同じスタンス。
(逆にレンの毒母だけが汚点だったかな)

漫画家へのリスペクトとのブレンドがベタな恋愛モノを格段に面白くした。
史上最強ラブコメ等と言うキャッチフレーズはこちらの方がお似合い。

くう 2021/06/18

『レンアイ漫画家』最終回

早瀬を見守る会(いつできた??)感無量の最終回……ではなくて。本当に気持ちのいい幸せな最終回だった。ある意味ベタな恋愛もので結末は分かっているんだけれど、真っすぐ完走した感が気持ちいい。

不器用で人間不信でリア充を知らない男が、明るくて前向きで人の中に入ってくるのが上手な女子に心惹かれていく。2人の間にはレンくんという疑似子どもが存在し、疑似家族が2人を繋げていく。

起こる事件やエピソードは本当にベタながら、とことんコメディで突っ走った。嫌な気持ちになることも多々あったけれど、EDが流れる頃にはなぜかホッコリ納まっているという魔法のような作り(笑)

「きみはぼくの何ですかーー」という歌いだしの歌詞が最終回に行くにつれてジワジワ沁みてくる。
たった一人の相方」というラストの答え。最高だね。

良いドラマだった。
恋愛ものもイイなと思えた。

ぴったり世界観にはまったキャストの皆様に心からのありがとう。

くう 2021/06/15

例えば今アイスを食べている。アイスは美味しいからいつまでも食べ続けていたい。けれどもアイスには終わりがある。分かっているけれどスプーンをなめ続けている。そんなナレーションを入れながら我が身を振り返るクセが出来てしまう。そんな「大豆田とわ子」である。

いつまでも見ていたい人たちとお別れするのは辛い。自動ドアにキュッと、キュッとなったり、元夫ボーリングとかで笑わせながら、大豆田家の3人の女たちの血の濃さにに泣く。

唄ちゃんのダメンズ飼いは、どう見ても とわ子さんの娘だし。月子さんの恋はどう見ても とわ子さんの母だし。西園寺くんもいつかは元夫たちのような可愛い大人になるかも知れないし。唄ちゃんはきっといつかは とわ子さんのようにみんなに愛される人になる。

最後まで一部の隙も無く可笑しみと愛しさで溢れるドラマだった。

一人で網戸をはめられる女でいたい。いつまでも。

続編待ってる。