『NHK朝ドラ おしん』 2018/2/1 2019/6/17 1983年4月期, NHK朝の連続テレビ小説, クチコミ投稿レビュー LINE! 評価 (2.9 / 21) 『おしん』 ◆放送期間 : 1983年4月4日~1984年3月31日(全297回) ◆制作 : NHK(BK) ◆平均視聴率 : 52.6% ◆制作統括 : 岡本由紀子 ◆プロデューサー : 堀之内礼二郎 ◆演出 : 江口浩之、小林平八郎、竹本稔、望月良雄ほか ◆脚本 : 橋田壽賀子 ◆原作 : ◆音楽 : 坂田晃一 ◆主題歌 : ◆主演 : 小林綾子,田中裕子,乙羽信子 ◆出演 : 泉ピン子,大路三千緒, 伊東四朗,大橋吾郎,大路三千緒, 高森和子,北村和夫,ガッツ石松, 並樹史朗,今福将雄,金田明夫, 山下真司,田中好子,長岡輝子, 渡辺美佐子,小林千登勢,渡瀬恒彦, 東てる美,佐藤仁美,並樹史朗, 北村総一朗,松田洋治,冨家規政, 赤木春恵,中村雅俊,平泉成, 光石研,ほか ◆語り : 奈良岡朋子 おしん 1回 少女編 -NHKオンデマンド昭和58年(1983)春、83歳のおしんは自ら築き上げたスーパーマーケットの社長の座を息子に譲って失そうします。行き先は故郷の山形、おしんがこれまでの人生を振り返る形でドラマが始まります。明治の終わり頃、雪深い山形の山奥の農家に生まれたおしんは、両親の愛に包まれながらも毎日が極貧との闘いでした。明治から大正、そして昭和... 1983年・NHK朝の連続小説『おしん』のレビューをお待ちしています。 評価 (2.9 / 21)
まだまだ続く陰々滅滅の九州編。
同じ境遇の佐和と東京へ行こうとしながら、すれ違った挙句、
引き留めようとした夫によって怪我を負わされ後遺症に苦しむ。
荒みまくって佐和に「貴方は私を裏切った」と怒りの眼差しを向けるおしん。
主人公が決して聖人君子では無い様が描かれるのはイイ感じ。
そして竜三は罪悪感が薄く、「それくらい辛抱」「頑張れ」とかなり能天気。
震災から立直ったのはいいけど、すっかり故郷に染まってしまった。
東京では、おしんが夫をリードしていた感じだったのが最早、逆転。
地方における地縁・血縁の負の側面を辛辣に描くのは今、観ると新鮮。
過疎化に伴い朝ドラは地方観光アピールでルーチンワーク化して
00年代に行き詰ってましたからなぁ…。
しかし、清がこれまで縫物をさせなかったおしんに怪我をすると見るや
意図的にやらせて「使えない嫁」と強調するのは酷いが
加賀屋編でワザとらしいイベントを起こして、おしんに目をかける婆様の
正当性を強調した事と所詮は表裏一体という感じがする。