『健康で文化的な最低限度の生活』 2018/7/2 2018/7/4 2018年7月期, フジ系列制作, クチコミ投稿レビュー LINE! 評価 (3.81 / 16) フジ火曜21時『健康で文化的な最低限度の生活』 ◆放送期間 : 2018年7月17日 ~ 9月 日(予定) (全 回) ◆制作 : カンテレ ◆プロデューサー : 米田孝、遠田孝一、木曽貴美子、本郷達也 ◆演出 : 本橋圭太 ◆脚本 : 矢島弘一 ◆原作 : 柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』 ◆音楽 : ◆主題歌 : ◆主演 : 吉岡里帆 ◆出演 : 井浦新、川栄李奈、山田裕貴、小園凌央、水上京香、内場勝則、安座間美優、谷まりあ、鈴木アメリ、徳永えり、田中圭、遠藤憲一、他 2018年7月期・フジテレビ系・火曜21時枠『健康で文化的な最低限度の生活』のレビューをお待ちしています。 評価 (3.81 / 16)
『健康で文化的な最低限度の生活』第10話 #健康で文化的な最低限度の生活 #ケンカツ
「生保」という誰もが興味は持ちつつもよく分らず、使われようによっては反感すら買う部分を取り上げ、真摯に問題に立ち向かうケースワーカーたちを甘くない視線で描いてきた……
と、思っていたのだけど。最終回は何だか「上手くまとめた」みたいになっちゃった感覚。
施設育ちの母が施設育ちになりそうだった娘に対し、自らを反省して謝るという展開は、先週のヤル気満々描写と比べると変わり過ぎて引くレベル。
(といいつつ、松本まりかさまと子役さんの演技でウルウルしちゃったんですが。)
元凶だったはずのおばあさんとの和解や、ショートステイだったはずの身の上はどうなった……。
正直、このテーマは親子の情がうんたらよりも、貧しい家庭の介護問題をきちんと見たかった(その方が現代の問題提起として合ってますよね……)
最終回以外は、個人的には秀作だったと思っています。役者さんがとても良かった。
もう一歩、「情」で片づけるのではなく社会派であってほしかった。
『健康で文化的な最低限度の生活』第9話 #健康で文化的な最低限度の生活 #ケンカツ
松本まりか様で2週またぎという、すごい最終回スペシャルありがとう!!
まぁ、本当にもう上手すぎる!可愛いのにクズという……「金、入ってないんですけどぉぉ!!!」のラストの迫力よーー。
というのは、ともかく。
こんなに役所が関わっていながら子どもが餓死寸前だなんて、何だか信頼できない世の中だなぁと思ってしまいます。
子どもを産むのを迷う阿久沢さんの娘と、産んだ子どもを粗末にするハルカちゃんの母親。
子どもが欲しくてたまらない人もいるのに、どうしてこんなに上手く行かないのだろう。
最終的にどうまとめるのかは分りませんが、個人的にはこの母親がどう言おうがハルカちゃんは渡してほしくないです。
でも、児相のドラマじゃないからなぁ。生保が家族の再出発を救うって方向で解決するのかな。
何にせよ大好きなドラマだったので最後まで甘くなく温かいストーリーを。楽しみにしています。
始まった時点で最終回に向けて前後編だな~と分る胃が痛い展開。
トリを飾るに相応しいモンスター毒親。セクハラオヤジの時もそうでしたが
主人公達視点で得られる情報が限られていて容易に動けないのがリアルにもどかしい。
だからこそ守衛さんから連絡が入った途端、二年目チーム全員にスイッチが入り
係長への連絡という形から動き出すのは不謹慎ながらワクワクもします。
こういう細やかな描写を怠らない作品はやはり良作。