『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』
ドラマ10『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』
◆放送期間 : 2020年7月17日 ~月 日 |
【 #ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~】
\放送まであと一週間/
クレーマー患者たちに悩む内科医・千晶( #貫地谷しほり)が、患者と真摯(しんし)に向き合い寄り添おうと努力する中で、人と人との絆を見つけ出してゆく物語。
📺7月17日(金)よる10時放送スタートhttps://t.co/uVQ70aEXTL pic.twitter.com/teFEtPLEVt
— NHKドラマ (@nhk_dramas) July 10, 2020
2020年7月期・NHKドラマ10枠『『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』』のレビューをお待ちしています。
こっちは現代の医療問題をこれでもかと盛り込んでいるなぁ…。
介護医療に多少なりとも関われば家族共倒れを防ぐために施設入所は
当然の選択(手続き云々があるから負担がゼロになる訳でもないし)ですが
急性疾患の臨床最前線でバリバリやってたら、この辺りは疎くなる。
スプリンターとマラソンランナーでは物差しが異なり
前者は往々にして後者を見下す事があるが、そのツケが回ってくる。
B子先生、独り身だし大学医局を退職した時点で田舎に帰れば良かった。
医療過疎地域なら縫合もそこそこ出来る内科の若先生なんて
診療所経営の家族どころか地域をあげて大歓迎モノだし
人口が少ない分、患者一人一人をじっくり診れるようになる。
自治体によっては地域医療を守るため補助金も検討しているし、
急性疾患は近隣の総合病院と連携(「有原の挑戦」参照)を取ればいい。
両親に「患者とその家族」の側面が出てきたのを傍で見ている妹が
事務を兼ねているのはエラソーな事務長との対比だな。
病院は企業、医者は職員、患者は顧客。医療倫理の欠落した物差し。
経営再建と言いながら地方病院がブラック企業に買収されたのと実質、変わらん。
人口が都市部に一極集中した事で医療の需要と供給のバランスが崩れた。
地方では協力しても崖っぷち、都市部では淘汰合戦。
B子先生の明日はどっちだ!?