『大岡越前5』

評価 (2.5 / 2)
BS時代劇『大岡越前5』

◆放送期間 : 2020年1月10日 ~3月 日(全7回)
◆制作 : NHK
◆製作統括 : 白石統一郎、吉永証
◆演出 : 矢田清巳、山下智彦、
西片友樹
◆脚本 : 尾西兼一、いずみ玲、
朝比奈文すい
◆原作 :
◆音楽 : 山下毅雄、小笠原肇
◆主題歌 : テーマ(由紀さおり)
◆主演 : 東山紀之
◆出演 : 美村里江、松原智恵子、平岳大、
高橋長英、木谷邦臣、寺島進、加藤頼、
黒川英二、金山一彦、柄本時生、
石井正則、加瀬信行、山崎裕太、
寺脇康文、美村里江、近藤芳正、
高橋光臣、田村亮、他


2020年1月期・NHKBSプレミアム・BS時代劇枠『大岡越前5』のレビューをお待ちしています。

評価 (2.5 / 2)

2
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巨炎

新三郎の乳癌治療が終わった所に伊織も帰還。
結局、原田夏希が演じた千春の存在を有耶無耶にするための展開だったのだろうか…。
「仮面ライダー」初代ヒロインの緑川ルリ子のようだ。

しかし道具と数に頼る近年作は論外でWライダーはSPでこそ際立つ。
「赤ひげ」を見ても人手が多いに越した事はありませんがドラマ的には立ち位置が被る。
性格面では木を見て森を見ずを地で行く新三郎と、
木を見る者と森を見る者の連携が肝心とわきまえている伊織の差別化は出来ているが
2号ポジの新三郎の存在意義が余計に微妙になる。

実際、忠相が逐一、新三郎の言葉を真に受ける展開は無意味に感じるし
逆に伊織との連携は白洲の場面を初回より面白くしました。
しかし敵対勢力を悪く描き過ぎかな?「大岡越前」は
極悪人を伝家の宝刀で一刀両断にする娯楽時代劇とは違うのですが。
「赤ひげ」同様のキャパオーバー状態を前フリとして描くのなら
自分達の肝煎りで救援の医師を引っ張ってきて、獅子身中の虫にした方が面白い。

巨炎

第一作から7年目となり今世紀の時代劇としては、かなり息が長い。
それが為に前世紀人気長寿時代劇同様の『勤続疲労』も目立ってきました。

妻・雪絵役の国仲涼子が産休&育休、義父役の加藤武が死去と「3」でキャスト交替。
TBS時代からのメインライターであった大西信行も亡くなって
「4」から尾西兼一が後を引き継ぐのですが、(オリジナリティを出そうとしたのか)
それに併せるように親友の医師である伊織が長崎修行に出て新キャラ新三郎に交替。
伊織は今シリーズで再登場するようですが、彼を補佐してきた、
レギュラーである源次郎の娘でもある千春は全く説明もなく登場しなくなる。
調べてみると、演じる原田夏希が医師である夫の海外転勤でほぼ女優引退らしく
朝ドラや「居眠り般若」で懇意だった尾西氏はそれになぞらえた?
(雪絵ほどに重要キャラではないから代役も立てなかったらしい)

そして、この「5」では津川雅彦が亡くなり7歳の息子が亡父似ぐらいは仕方なしも
北町奉行所をライバルと強調する一方で、シリーズ当初から、そちらからの転勤組だった
寺島進演じる田所同心を全く見かけず(刑事ドラマの方が忙しいのか?)、
また吉宗役の平岳大は既に活動拠点を海外に移しているらしい…。

ストーリーも第一回から『三方一両損』『父、白洲に座る』の焼き直し的展開に
オチに至るまで強引さや安直さが目立つ等
毎回、星4つぐらいのクオリティを維持していた「2」までとの落差が激しい。
ちょと観続ける自信が無いかも…。